オリオン座の三ツ星とピラミッドの深い関係? 2014/3/19

エジプトのギザ台地には、三つの巨大ピラミッドがそびえ、スフィンクスが鎮座している

●エジプトと言えばピラミッド
砂漠にそびえる幾何学的な正四角錐の巨大建築物ピラミッド。古代エジプト時代にファラオ(王)が建てた自身の墓とも言われるが、いったい何のためにどうやって建てられたのか、謎とロマンに満ちた建造物であることは間違いない。

3000年に及ぶ古代エジプト文明の中で、ピラミッドが建てられたのは、初期に当たる古王国時代の前中期数百年間でしかない。その間に百基にもおよぶ数のピラミッドが建造されたのだ。

なかでも首都カイロの南西13kmにあるギザ台地にそびえるクフ王のピラミッドは、幅230m高さ146m、1個平均2.5tもの四角く切り出した石灰岩260万個も使用している。この巨大さは、実際に目の当たりにしたときに圧倒される。

そのギザ台地には、あと2基の巨大ピラミッドが建っていて、合計3基のピラミッドとスフィンクス、神殿、参道などが集まって、広大な複合体を形成している。

ギザの3つのピラミッドの配置は、オリオンの三ツ星の並びと同じ?

●三つ星と三大ピラミッド
ギザ台地にそびえるこの3大ピラミッド、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドの並び方が、空から見るとオリオン座の三ツ星の並びによく似ているというのである。

確かに三つのピラミッドが等間隔に並んでいれば、三つ星と同じということになるが、三ツ星をよく見ると、等間隔に並んではいるが、西端の星は、他の二つの星よりも少し暗く、ほんの少し一直線から北にずれていることがわかる。

それを知ったうえで改めてピラミッドの配置を見て見ると、ピラミッドもいちばん端のメンカウラー王のものだけが他の二つよりも小さく、少し北にずらして建てられている。シンメトリーを好む古代エジプト人がこんなミスを犯すとは思えない。きっと意味があるに違いない。

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天文研究家

1953年三重県四日市市に生まれる。学生時代は名古屋市科学館山田卓先生の下で天文普及活動に参加。天体望遠鏡メーカーに勤務の後、1992年にフリーとなり星を見上げる楽しさを広めるべく、あさだ考房を設立。

天文・科学雑誌に記事を連載、単行本・プラネタリウム番組シナリオ執筆のかたわら、天文宇宙関連の講演・講座、プラネタリウム解説を行っている。

最近は、生涯教育を意識した、プラネタリウム運営支援、プラネタリウム解説指導にもかかわっている。日本天文学会会員、NPO法人アイ・プラネッツ理事長。

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