スマホを持って「信長攻路」を攻めてみよう。スタンプやオリジナルコンテンツを集められます 2017/8/14

信長攻路のサイト、スマホ版のトップ画面

名古屋市観光推進室が整備をすすめる「信長攻路」、清須城を出た信長が桶狭間へ進む道を「桶狭間の戦い 人生大逆転街道」と名付けて、その沿線の信長関連観光スポットを紹介するものですが、再現劇などこの連載でもすでに何度も紹介してきました。このスポットのうちの10ヵ所に、銘板や名言スタンプが設置され、それを使ってスマホで遊べるようになりましたので、今回はそれをご紹介しましょう。

日置神社の拝殿横にある名言スタンプ
桶狭間合戦語に信長が千本松を寄進したと伝わる日置神社

まず名言スタンプ設置スポットは、清州城、榎白山神社(西区)、名古屋城、日置神社(中区)、長福寺(緑区桶狭間)の5ヶ所です。ここへ行くと、スタンプが用意されていますから、それを持参のスタンプ帳に押して訪問の記念にする、というベタな楽しみができます。で、これを今風にスマホやタブレットでゲットすることもできます。それにはスタンプのある場所で、スマホやタブレットを以下の手順で操作します。

スタンプを取得するをタップ
ゲットできました
自動的にスタンプ帳に保存されています
名言解説

@スマホのQRコード読み取りアプリで銘板の下にあるQRコードを読みこむと、信長攻路のページが開く→A右上のメニューから魅力体験コンテンツを選ぶ→B下の方にある「デジタルスタンプサイト>」をクリックしてスタンプラリーのページへ→C「スタンプを取得する>」をクリックするとスタンプがゲットできます。GPSで位置情報を取得してゲットしていますから、GPSをオンにしておく必要があります。取得したスタンプはスタンプ帳ページに保存されており、スタンプの名言の意味も読むことができます。

銘板にカメラの映像を合わせます
こんなコンテンツが見られます

そしてもう一つ、スマホにアップストアやグーグルプレイから予め「サッチビューワー」というアプリをダウンロードしておき、アプリを起動して「いますぐSCAN」でAR(拡張現実)カメラを起動し、画面を銘板に合わせると、コンテンツがダウンロードされます。

来年3月31日までは漫画「織田三郎信長伝・いくさの子✕名古屋市」のオリジナルコンテンツが取得できます。今年は漫画です。市の担当者は、来年度以降、場所の説明的なコンテンツを作ってみたいとのことでした。期待して待ちたいと思います。

法持寺門前の銘板

このARに対応した銘板は名言スタンプの5スポットに加え、白鳥山法持寺、善照寺砦、高根山、桶狭間神明社、桶狭間古戦場公園の5スポット、合計10スポットにあります。コンテンツは5種類ありますが、どこでどういうコンテンツが取得できるかは決まっていませんから、何か所か、訪問してゲットしてみてくださいね。

というデジタルな遊びができるのですが、それより何より、信長ゆかりの場所がこんなにあることが名古屋市のすごいところです。私もたいていのところをご紹介したつもりですが、今回の10ヵ所のうちの一つ、法持寺をこの連載ではまだ紹介していませんでした。こちらは、現在熱田区は神宮の西側、白鳥古墳の横にありますが、もともとはその南、宮中学校の敷地にありました。昭和30年に戦後の復興計画で移転させられたのですが、熱田大地の西の端に位置し、海に面した高台の風光明媚な場所だったようです。

桶狭間の合戦で先駆けをして戦死した千秋利忠の千秋家(熱田大宮司でもある)の菩提寺で、桶狭間合戦時には信長が戦勝祈願したと伝わっています。清州城を出てから2時間もかけて熱田神宮まで来たわけですが、それは榎白山神社、日置神社、そしてこの法持寺と最低でも三ヵ所、祈願しているからですね。もちろん、兵を集めるための時間稼ぎでもあったのかもしれないですが、信長は少なくともこの時点では無神論者とはいえないようですね。

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自動車&歴史ライター

1956年 名古屋市守山区(当時は守山市)生まれ。バンド活動から自動車雑誌、タウン雑誌などの編集を経て、出版編集・web制作を生業とする株式会社デイズを創業。

代表を務めつつ、自動車ライターとして、中日スポーツなどで試乗記を10数年間、毎週執筆。現在は「モーターデイズ」というwebサイトを中心に活動中。

今年5月には、長年の取材をまとめた「信長公記で追う桶狭間への道」を出版。織田信長誕生から桶狭間の合戦までの26年の人生、その年齢ごとのゆかりの地をクルマでたどる歴史観光ガイドムック(雑誌タイプの本)で、歴史ライターとしても活動を始めた。

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