『相撲風景』の巻 2017/10/10

今月の演芸場には入口に大きな花が飾られていた。新生大須演芸場2周年記念特別興行。プログラムには豪華メンバーたちが並んだ。

完売となった客席。補助席もすべて出したが、それでも足りず立ち見席まで発売していた。

満員御礼となったその日の俺の出番は地元漫才のオレンジとM1王者のサンドウィッチマンにサンドウィッチされた形だった。(笑)

その爆笑の渦の中で落語を語る。寄席は本当に色々な経験をさせてくれる。だから地元に演芸場があるとないでは全然違うのだ。
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その翌日。今度は客席は3分の1くらいしか埋まっていなかった。どうやら昨日と前々日のプログラムの方に、お客さんは集中したようだ。

(ちなみに前々日はこのプログラム↓そりゃ一瞬で完売するわ…)

文枝、円丈、大助花子、おぼんこぼん…(敬称略)

昨日とこの日の両日来ていていた常連さんは「なんか今日は久しぶりに昔の演芸場の雰囲気を味わえた。」と逆に喜んでいたりもした。

「いやいや、あの時はこんなもんじゃなかった。3人とか4人しかいなかったんだから、お客が!」と俺。
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さて、この日の出演者であった文福師匠。師匠が楽屋にいるだけで、明るい雰囲気になる。毎回、自分が作成している『いちもん新聞』というものを各芸人に配るのが恒例だ。芸人だけでなく終演後に表へ回って帰るお客さんにも手渡しで配るサービス精神。

いちもん新聞

し、し、しかごちゃん。ここ読んでここ。おもろいおもろい。」と、その新聞の記事を指でたたく。

師匠の弟子である桂ぽんぽ娘が書いた文章である。毎回パターンが決まっていて師匠を持ち上げながら、皮肉る。

現代語で言えばDISりまくり

自分の師匠のことをこんな風に書いたら普通は破門であるが、それを喜々として教えてくれるのが文福師匠である。

体も大きいけど器も大きいと心から思いました。(笑)


また来年、3周年記念興行ができるように1年間応援よろしくお願いいたします!




打ち上げ風景:俺、文福師匠、姫(演芸場お茶子)、新幸さん
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世界で唯一の落語家+漫画家

昭和46年、浜松市生まれ。関東学院大学中退。平成6年、立川談志に入門、立川志加吾を名乗る。平成14年、第三次前座全員破門騒動により立川流を破門。平成15年、名古屋唯一の落語家、雷門小福門下に移籍して、雷門獅篭と改名。
著書に「名古屋式。」「ご勝手名人録」などがある。現在、FMラジオサンキューでパーソナリティー、名古屋文化短期大学で講師を務める。

東海地区に演芸を広めるために結成された海演隊(かいえんたい)リーダー。メンバーは、ほかに雷門幸福(落語)、雷門福三(落語)、古池鱗林(講談)、柳家三亀司(江戸曲独楽)。

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