不思議なご縁の話、ある韓国人との出会い〜その1〜【後編】 2018/1/31

写真出典:「Korea・nightscape」

前回記事 不思議なご縁の話、ある韓国人との出会い〜その1〜【中編】

「朴」は、1979年に韓国の「大統領」が「中央情報部部長」に「射殺」された「★10・26事件★」そして、当時の「陸軍参謀総長」が「大統領」暗殺事件の黒幕ではないか?との嫌疑をかけられ、「保安司令官ら」が「軍内部での反乱」を起こし、「陸軍参謀総長」は逮捕された「★12・12事件★」を思い出す度に、『ジュリアス・シーザー』のセリフの一節が思い浮かびます。

「ウィリアム・シェイクスピア」の政治悲劇『The Tragedy of JulusCeasar』(推定1599年作)『ジュリアス・シーザー』(邦題)は、主人公かな?と思われる「シージャー(カエサル)」は、物語りの中盤で「ブルータスら」に暗殺されてしまう。この「シージャー」の悲劇が暗殺者たちの悲劇へ繋がる古代ローマの「政争(歴史)」を背景とした「戯曲(文学)」。

紀元前1世紀、「ポンペイウス派」との内戦に勝利した「シーザー」がローマに凱旋するところから物語りはスタート。数々の戦いに勝利してきた「彼」をローマ市民は熱狂的な歓呼で迎える。群衆の中に「予言者(占い師)」がいて、シーザーに向かって≪3月15日に気を付けろ≫と叫ぶ。

「シーザー」を妬む「キャシアス」は「シーザー」暗殺を企む。その実現のため、高潔で品格があり民衆に人気の「ブルータス」を利用しようと、暗殺計画仲間に誘い込む。罠に嵌まった「ブルータス」は、統治権力を「独裁官(シーザー)」に集約させ、「共和政治」を崩して、「専制政治」に移ることを憂慮、国のために暗殺を決意する。そして、紀元前44年3月15日、元老院議事堂で「シーザー」は刺殺される。

シーザーの死に混乱するローマ群衆に向かって「ブルータス」が暗殺理由を演説する。群衆は正義を貫く演説に暗殺は正当だったと一応納得。「ブルータス」がその場を去り、シーザーの部下だった「アントニウス」が「弔辞」を述べるが、説得力ある彼の話術は群衆の心を変え、「ブルータスら」は「謀反人(逆賊)」だと群衆事件が起きる。坂を転がり落ちたような運命になった「ブルータス&キャシアス」はローマから離れ、遂には「アントニウス軍」とのフィリパイの合戦で敗れ、自殺する。

以上が『ジュリアス・シーザー』の大まかなストーリの流れ。

≪And you too, Brutus? Then fall, Caesar!≫(英語)
≪ブルータス、お前もか?ならば、死するのみぞ。シーザー!≫(意訳)

「ブルータス」を寵愛してた「シーザー」。そのような「ブルータス」が「自分(シーザー)」に剣を向ける姿を見つけた際に発した「シーザー」の最後のセリフ。いくら「絶対権力者」であっても最側近にさえ信頼されないならば「政治的な生命」&「生物学的な生命」は終わりであると悟ったのでしょうか?!

今から凡そ2000年も前の「シーザー」暗殺事件の如く、1979年に韓国の「大統領(朴正熙)」は最側近に「射殺」されました。国家の安全を保障するための国内外の情報集め・捜査活動、反政府活動の監視などをその目的とする大統領直属の「中央情報部(KCIA)」。その機関のトップである「部長」となる者は、大統領が最も信頼する人であり、大統領を守る任務が与えられた人物でもあったはずです。

「KCIA部長」が法廷で述べた最後の陳述全文を読み、1行でまとめますと、

≪国家の未来の為、大統領の永久独裁を阻止し、自由民主主義を回復することが暗殺の目的であった。≫

と。「キャシアス」の策略に嵌められた「ブルータス」が私欲ではなく、「シーザー」がローマの共和政の伝統を破壊し、終身独裁官となることを危ぶんで暗殺したと群衆に向け説明した如く、「KCIA部長」は暗殺の正当性を主張してます。

自殺した「ブルータス」と同様に「KCIA部長」は、暗殺には成功したものの手に入れるはずだったモノを逃がしてしまい、死刑に処されました。崇高たる精神で自由民主主義の回復のため、奮闘はしたけれど周囲の勢力を味方に付ける政治的手腕に欠けていたのでしょうか?それとも、時代や民意を見極める才能に乏しかったのでしょうか?政治は「★術★」なので高潔過ぎる理想主義者・適応力の弱い原理原則主義者には向かないような気がしませんか?!

「アントニウス」がスピーチ術で民衆の心を掴み取り、再び「シーザー路線」に戻った如く、「KCIA部長」は「謀反人」なのか?公明正大な「英雄」なのか?右往左往する間、空気読めた「保安司令官」が「下剋上」を起こし、政権を握るに至りました。「大統領(朴正熙)」は独裁者であったと言われますが、支持者が多く、その支持者らにより、彼の精神は根絶されず、暫く生き続けます。

「박정희(パク・チョンヒ)朴正熙さん☆(1917〜1979年)」が生まれ成長した時代の朝鮮半島では「シーザー」の時代同様、「内憂外患」が絶えなかった頃!!韓国内における既得権益を守ろうとする勢力とその既得権益から外れた人々の対立、韓国の民主主義体制と北朝鮮の共産主義体制(イデオロギー)の対立等々。韓国の政治矛盾が拡大し、社会的不満や不安がピークに達し、当時の統治システムでは対応できない状況。

「5・16革命」時の「朴正熙(少将)」。中央のサングラスをかけた人物です。 写真出典:WIKIPEDIA

民主主義制度が成熟していない議会であーだこーだ騒ぎばかり起こしてるんだから

≪誰か〜!!アホ政権にクーデター起こしてくれないかなあ〜。カリスマ的な政治家が一人で政治行った方がマシだよ〜ん。≫

と、国民が「強力なリーダー」の登場を希望してる頃、「軍人(少将)」であった「朴正熙さん」を中心とする「5・16革命(軍事クーデター)」が起きます。1961年5月16日の革命で「国家再建最高会議議長」に就任し、1963年12月から1979年10月まで大統領を務め、「朴正熙さん」の執権期間はトータル「約18年」。

政治・経済・社会などの制度や政策の修正・改善を重ね、『漢江の奇跡』と呼ばれる高度経済成長を成し遂げ、現在の韓国経済が先進国入りできた礎を築いたことが「功」、武力を背景に統治権力を一つに集約し、帝王的な終身独裁統治を試みたことが「罪」と評価されています。

「彼」は動乱の時代が生み出しえなかった「ヒーロー」だったのでしょうか??退治すべき「モンスター」だったのでしょうか??

波風の立たない日などない「政治世界」を話してるとブルーな気分になるのでこの辺で話題の格を下げて、

みなさ〜ん!人生、嫌になった事ないでしょうか??「公・私」色々あり、うつ病の病前状態になっちゃった「朴」は、「俗世」嫌になっちゃいました!!「お母ちゃん」が大切に育ててくれたので親不孝だとは思うけど、「出家」してカトリック教会の「シスター」になろうかな〜、仏教の「比丘尼」になろうかな〜、いやいや、人間の影すら見えない無人島へ向かおうかな・・・・・・。

突然、国から離れることを決めた「朴」に、

≪もう私には興味無くなったのかな?まだ好きでいてくれるかな?もう一回アプローチされたら「ОK」かも。≫

と、気になり始めた人がいました。

≪お〜い、友よ!ちょい話したい事あるけどお茶しない?≫

待ち合わせの喫茶店で「朴」+「友」は向かい合わせで座り、

朴 : あのね、どんな人なのか、知りたくてしようがない人がいたけど、「★あの事件★」で「島流し」されちゃったの。周りの人に「朴」の気持ち悟られたくないから「密かに」彼の居場所を・・・・・・

友 : 了解!!

〜数日後、友から電話あり〜

友 : 「彼」は現在、ソウル!!つい最近、戻ってきたみたい。電話番号言うからメモしてね。

〜それから間もない日〜

☆☆さん : ヨボセヨ〜여보세요〜(もしもしの意)、お電話変わりました。

透き通った素敵な声、ものすごく落ち着いた上品な口調です。(「朴」の主観ではなく、客観的に。)

朴 : (チョ〜不安な気持ちで)「朴美姫」です!覚えていらっしゃいますか。

☆☆さん : 僕を「★馬鹿★」だと思っているのですか??????

〜数日後〜

指定された時間に、指示された場所まで行きましたら、運転手さん付きの乗用車が待機してました。「☆☆さん」が運転席の後部座席に座っていたので「朴」は助手席の後部座席に。(上座でしょ?レディ優先の!)「朴」が車に乗るやしっかりと閉まった厳重なゲートを警備員が開け、車は敷地内へと走っていく。

夕日が沈み切って周りが薄暗かったのでよく見えなかったのですが、「☆☆さん」の勤め先の敷地は「国会議事堂」の敷地(約10万坪)よりも遥かに広〜い模様。敷地内にある「VIP専用」らしき、レストラン内の客はうちを含めて2組のみ。

初対面なのに昔から知ってる人のように感じられた人。凡そ「9年(??)」ぶりの再会かな??なのに、「ずっと、会ってたっけ」と錯覚するほど懐かしいような人です。でも、児童期には「父ちゃん」を除き、女性のみの家庭環境育ちで、「男女七歳にして席を同じゅうせず」との儒教の教えから多感な10代にはず〜っと女子教育機関通い。故に、男慣れしてなく、デート経験乏しい「朴」。この「★運命の人★」と二人きりの初めての食事デートが、意外にも照れくさく、「なに話せばいいの??」空気微妙。

「★韓ドラ見た限りでは★」、

男性 : 一目見たあの瞬間から運命は始まってました。
男性 : これから先、何かあったら僕があなたを守ります。

それから、ウェイターが超高級ダイヤモンド指輪が仕込まれたケーキを・・・・・・

〜少しの沈黙の後〜

女性 : 返事した方がいいですよね?
女性 : (他に好きな人がいるのに)なんか恋する気になんないんですよ〜。

男性 : あなたが振り向いてくれるまで、僕はいつまでも待ち続けます。

女性 : ごめんなさい。今日は「最後のご挨拶」しようってここまで。さよ〜なら。

男性 : まさか、冗談でしょー?

このタイミングで「相手」が涙を流しながら・・・・・・ほら、13年ほど前に日本でも放送された韓ドラ『冬ソナ』の「サンヒョク(男)」って「ユジン(女)」に振られて髭も剃らず、ガリガリ痩せ、「恋患い」が重症になって点滴してもらってたじゃん。

でもね、「★ライオンの子★」の恋、韓ドラの世界と全く違うの。ウェイターが運んできたのは分厚い「ステーキセット」。(ここからは実際の会話ですよ〜)

朴 : 国を離れることにしました。

☆☆さん : どこへ行くのですか。

朴 : 日本。

☆☆さん : 何をしに。

朴 : 「日本語」勉強しに行きます。

☆☆さん : 「★語学★」の道は大変ですよ。なぜ、そんな大変な道をわざわざ・・・・・・

朴 : ・・・・・・(初対面の時、≪僕は、日本語あまり出来ない≫と言ったでしょー??なのに、偉そうな口ぶりして。と心の中でつぶやく)・・・・・・

☆☆さん : 「僕」は、一度も「留学経験」ない人ですが、外国に長期留学してた人でも「コリア・タウン(Koreatown)☆韓国人系住集地)」で生活し、韓国人ばかりと交わってた人は、「僕」より外国語、下手です。

☆☆さん : 日本に行ったら日本人との交流で日本語力を徹底強化し、日本事情を正確に把握できるよう努めて下さい。

「恋患い」どころか、「行くな」って言ってよ〜止めて欲しかったけど・・・(せめてね)・・・「ライオンの子」、とても落ち着いてて自分のペース一切崩さないの。一人行動好きみたいでべたべた厳禁、ロマンチック度「0」。「朴」って『冬ソナ』の「ユジン(女主人公)」より「ほんのちょっぴり」魅力足りないのかな?? (^_−)ウィンク

「奴」から一目惚れされたと思ってたのはタダの勘違い!!なんか、惚れてしまったのは「こっち」みたいよ〜ん。「お姫」ポジションに居たい「朴」の「ファンタジ−(fantasy)☆幻想」粉々に壊れる音が聞こえた後、

≪「★初雪★」あなたと二人で見たかったです。ず〜っと。≫

って、「ハイスペック(highspec)☆(婚活においては)良い条件の意」の男性にはハートに突き刺されるようなセリフでこちらから告白しないとダメなのかな?「好きバレ」を恐れ、「好き避け」行動を取る「シャイ(恥ずかしがり屋)」ないいえ、いいえ、「天の邪鬼」タイプ「朴」だけど・・・・・・素直な気持ち伝えて「脈ナシ(無理っぽい)」だった際のリスクって大きいでしょ?!せっかく繋がったご縁、「自爆」行動に出て切れちゃうかも。今まで通り、照れ隠しの「カムフラージュ(camouflage)」でいこっか!「女心は複雑」。

「パガジ☆瓢箪で作った柄杓」で水を汲み、柳の葉を浮かべてある。 写真出典:ヤナギの話、「画キムヒリョン」

それから歳月は流れ、「朴」の来日後である1993年7月、ある日の深夜、朴の「お母ちゃん」の看病入から「奥様、危篤状態!」との緊急連絡が入りました。翌日の航空始発便で名古屋を発ち、「朴」が病院に着いた際は、既に「お母ちゃん」は「彼岸の人」でした。

「朴」がこの世で最も尊敬してた「お母ちゃん」の葬式の日の出来事です。

当時の韓国の葬儀は「火葬」ではなく、「土葬」が一般的。「お母ちゃん」は「朴家の山」には葬られたくないと、「生前(在生中)」言ってました。そのような「お母ちゃん」を葬る為、ソウルに住んでる「親戚」+「父ちゃんの故郷在住の親戚」+「葬儀屋スタッフ」+「その他」合わせて約30人余りが「朴家の山」へ。

「お母ちゃん」が永眠するお墓作りがちゃんと行われてるのか、どうかをチックする為、「朴」はその場から離れず、ずっと張り付いてます。

≪お〜い、美姫ちゃ〜ん!ちょっとこちらまで来て。≫

「朴」の居場所から7〜8メートルほど離れた涼しい木下に、ある男性と座ってる「父ちゃん」が「朴」を呼んでる。

≪この方、「朴家」の「山守」Kさんだけどご挨拶しなさい。≫
≪「Kさん」が君を指差し、「あの女性は誰ですか?」と訊くのでうちの三女ですと、答えたら面白い事おっしゃるので君を呼んだ。≫

≪「Kさん」から直接聞いた方がいいと思うから・・・・・・どうぞ、娘に先ほどのお話を。≫

かなり時間が経ってるので「うろ覚え」ですが、「Kさん」の話をごく簡単に要約しますと、

『ある日、ある「将軍」がとある地方へ出向いた際にとても喉が渇き、井戸の傍の見知らぬ女性に水を求めた。すると、女性は「パガジ☆瓢箪で作った柄杓」で水を汲み、柳の葉を浮かべてから渡した。将軍がその訳を尋ねたところ、女性は

≪激しく喉が渇いた時、急いで水を一気に飲むと胸の辺りが苦しく、呼吸もしづらくなります。なので、葉っぱに邪魔され、少量ずつゆっくり飲むように・・・≫

と答えた。

女性の「優しい知恵」+「美しい容姿」を心に深く留めておいたこの将軍は、後に「王」となり、彼女を「妃嬪(ヒビン)☆王の妻と側室)」として迎えた。』

と、「野史(民間で編集した歴史)」に記録されてる話を述べた後、

≪お譲様は、「貴い身分の人」に出会え、「妃嬪(ヒビン)」になる「★観相★」を持って生まれた女性です。≫

と「Kさん」は言い足す。

すると、「朴」の「父ちゃん」が、

≪昔から「お寺のお坊さん」や「山に住んでる仙人」などの修行者は、「俗世」の人とは違った「特別な眼力」を持ってると言われてるので「Kさん」のお言葉、軽く受け止めないように・・・・・・≫

と、娘に念押しする。

〜それから「朴」は再び日本へ〜

社会人向けの「韓国語」クラスで毎回課題を出して、提出された課題には「読みました」という意味として「朴」の「サイン」をして返却してた時期があります。すると、ある受講生(男)の方が、

≪一日中仕事で疲れて夜出席するだけでも大変なのに、社会人のクラスで宿題ですか??≫

と愚痴を。

≪自分、「王の女になる」と「★予言★」された人ですわ。そうなったら、「入宮」して「朴」の「サイン」沢山集めてくる方限定、「宮廷見物」プレゼントしますから。≫

と冗談を。

ある年の「韓国大統領選挙」が終わった直後、受講生のお一人が

≪先生、今回も「ファーストレディ」になれなかったですよね?!「サイン」大分溜まりましたけど・・・≫

って。〜(((^_^;)

注)韓国初歩の初歩豆知識:韓国(大韓民国)は、「大統領制」を取ってるので「王(君主)」は存在せず、国家最高責任者は「大統領」となります。

写真の上部一列の3棟(屋根色ブルー)は韓国大統領官邸である「青瓦台」。その下部の建物ら(屋根色グレー)は朝鮮時代の王宮であった「慶福宮」。 写真出典:「Korea・nightscape」

そんなある日、新聞を見てましたら「ライオンの子」が「★王の男★」となり、「入宮する」との記事が載ってました。あれほどベールに覆われてた「☆☆さん」だったのに「プロフィール(profile)☆人物紹介」欄に、「顔写真」から「年齢」「学歴・職歴」「家族関係」「財産状況」まで公開されてます。(◎∠◎)驚き

将来、「ライオンの座」に就く人物として最も期待されてた「ライオンの子」は、「国家&主君」に尽くした「過失(?)」を理由に厳格に処され、難辛苦に長年を耐えました。ところが、全面的な政権交代により、「国家&主君」に尽くした「功積(?)」がきちんと評価され、「王の男」として「カムバック(comeback)」!!

「歴史」って不思議なものですね。「どんでん返し」ミステリー小説のように時代によって「善」と「悪」がコロッと変わってしまうから。

「朴」と出逢った頃、

≪アルファベット系言語なら少しは出来る。≫

と、言ってたけど「英語」は「国賓・公濱級」対象の同時通訳歴ありだと。

≪留学経験全くなし。≫

と、言ってたけど別ルートから得た情報に依ると、ドイツ語・フランス語・スペイン語等もできるらしい。それのみか、「知(実力)」&「徳(人格)」兼備してる貴重な人材であるとの「人物評」。

プライバシー侵されるかも知れないので明かせないけど、「彼」の専門は「語学」とは全くかけ離れた分野。国会副議長の秘書を務めた「Yさん」も同様ですが、「語学力」は「おまけ(副産物)」として身に付いたもの。彼らの世界において「語学力」とは、最も基本になる条件の一つに過ぎない要素。

世の中をリードする知恵あるインテリだらけの世界で「頭の回転が速く、判断力に優れる」と評価されてる「☆☆さん」。「★美しき天才★」ならいざ知らず、たかが「韓国語力」だけで生活してる「朴」の「スペック」ではとても太刀打ちできない相手ですよ〜ん。 (/_<)

それから数か月経ったある日、「朴」の「連絡先(住所+電話番号)」を書いた「ドライな内容」の手紙を出しました。

≪宛先 : 「韓国の宮廷(仮称)」、宛名 : 「王の男(仮称)」≫ (*^-^)ニコ

国内外からの郵便物などが一日当たり数え切れないほど配達される所です。日本の「総理大臣」からのお手紙ならいざ知らず、「朴」の手紙なんか行方不明にならず、本人の手元に届くかしらと、不安に思いながら。

ちょうど、手紙が「宮廷(?)」に届いたかな?と思った頃、電話のベルが鳴りました。

≪ヨボセヨ〜여보세요〜(もしもしの意)。お手紙受け取りました。≫

あの時のまま、透き通った素敵な声、とても落ち着いた上品な口調です。「朴」が一目ぼれした、忘れられない人ですが、心のアルバムの一ページに閉まっておこう〜か、きっといい思い出として振り返ることができるからと、諦めてた人です。

「☆☆さん」からのアプローチに気づくと「朴」は遠ざかる。「朴」が近寄ると「☆☆さん」の気持ちは遠のく。「彼」が探し回ると「朴」が誰にも見つからない場所に隠れたり、「朴」が追いかけると「彼」が遠〜く遠〜くに潜んだり。二人の「★隠れん坊★」でしょうか。それとも「すれ違いの運命」でしょうか。

「韓ドラ」のような偶然の出逢いから数十年の時を経て、具体的な連絡先も分からないまま縁が切れたかな〜と思ってたら、あり得ない事で繋がったり・・・・・・どんなにブランクがあっても、どんなに離れた異国に居ようとも「朴」の気持ちに変わりはないのですが、「相思相愛」ではなく、「片思い」専門の地味女として生きた方がう〜んと気楽なような気がします。

「★すれ違いの運命★」!!今更「好きです」なんて言えませんて。「王の男」、好きでいたら辛い事ばっかだもん。 (^_−)ウィンク。

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韓国ソウル出身。韓国国会事務局退職後、1988年来日。大学で高等学校教諭1種免許(国語)取得。大学院で日本文化専攻。

名古屋市の官公庁などの翻訳・通訳人として活躍後、大学や名古屋市内の生涯学習センターなどで「コリア文化」に関する講座を担当。

現在は愛知大学、中京大学、中日文化センター、愛知大学オープンカレッジなどで韓国語講師をつとめる。

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