【第49回】全国ご当地食の店『しなまつり』に飛騨のご当地スーパー登場!/ららぽーと名古屋みなとアクルス 2018/10/1

『しなまつり』ららぽーと名古屋みなとアクルス1階 /OPEN:10:00〜21:00/ TEL:052-387-9550

2018年9月28日開業の「ららぽーと名古屋みなとアクルス」に、ご当地食ファンならずとも見逃せないショップがオープンしました。47都道府県だから「47(しな)まつり」という名のとおり、全国のご当地グルメが交替で登場。ショッピングの途中で話題のご当地の逸品を手に取り買って食べられる、お祭りのようなお店「しなまつり」から、必食の名品をご紹介します。


【本物のご当地食とリアルな日常食】

(上から)「ごちそう山飛騨」砂原果樹園のリンゴジュース248円と寺田農園のトマトジュース298円/「高知屋」土佐の赤かつおにんにく580円/「沖縄宝島」ポーラーベアー(バニラ)180円

各県の企業が出店する「しなまつり」。沖縄県、高知県、飛騨高山の“ご当地食界の超個性派”の3エリアを核にして、各地の物産とご当地食を提供しています。その品揃えは、(全国を巡ってご当地食を買ってきた、スーパーマーケット研究家の私が凹むほどの)「リアルな日常食」。


【飛騨の豊かな食文化「ごちそう山飛騨」】

なかでもいわゆるアンテナショップと一線を画すのが、飛騨高山の「ごちそう山飛騨」。

そうなんです、「岐阜県」の出店ではありません。しかもこの企業、名前は隠していますが、じつは高山市の老舗スーパー「駿河屋」!! もちろん、高山市内の店舗で扱っている地元の人も食べているものと同じものが並び、スーパーマーケット気分を味わえます。

つまり・・・手に入りにくかった、飛騨のあの食材も登場!

“ゆで時間75秒”
さんまちらーめん(2食入り) 650円/駿河屋
高山ラーメンを「そば」と呼び、年越しに食べる高山市民。さんまちらーめんで年を越すならば超えてはいけないのが、ゆで時間。スープの絡みが抜群の極細麺ゆえに伸びやすく、ゆで時間75秒を厳守ください。地元で創業84年、スーパー駿河屋のオリジナル。前社長・溝際清嗣氏が心血注ぎ長年かけて開発した渾身の作です。


“乳製品王国・飛騨の隠れた銘品たち”
飛騨は北海道のような冷涼な環境と自然に恵まれているので、牛乳が美味しいんです。飛騨の2大乳業「飛騨酪農農業協同組合」と「牧成舎」は明治時代に牧場をスタートさせている、歴史も深い、まさに地元民自慢の食材。

もなかアイス バニラ 350円/牧成舎
オーブントースターで20秒だけ焼く。この斬新な食べ方を提案しているのは、地域の学校給食や、地元スーパーではお馴染みの牧成舎。濃さも栄養も美味しさも2倍の濃縮乳を原料にしたアイスを、自社で焼いた香ばしい「もなか」に詰めました。ちょっと焼くと外は香ばしく、なかのアイスは柔らか。お試しを。

Cow Cow自家製ヨーグルト(プレーン410g) 398円/グッドプラス
高山市内で人気の手づくりヨーグルトの専門店「Cow Cowヨーグルト」の商品で、さっぱりなのにコクがある、味の良さで知られています。飛騨の生乳100%使用の自家製ヨーグルトは、牛乳の甘みを感じる、無添加の自然な味わいです。ドリンクタイプの飲むヨーグルトも美味。容器のミルクタンクの形も可愛い。

トリデンテ モッツァレラチーズ 598円/リアライン
素敵なパッケージで輸入品と間違えそうですが、正真正銘、飛騨産です。トリデンテはモッツァレラチーズに特化したブランド。朝、農家から集めた生乳が、その日のうちに高山市内の工房で手づくりのモッツァレラチーズに。少し酸味のあるフレッシュな味が特徴で、鮮度の良さ感じることができます。カプレーゼのほか、パスタやピザにも。


“「一番出番の少ない薬味」の称号、返上”
ミル付き山椒 1,350円/飛騨山椒
奥飛騨温泉郷(旧上宝村)周辺には昔から、香りの強い山椒が自生します。江戸時代にはときの将軍へ献上された歴史ある品。とくに飛騨産山椒に多く含まれているのが、フェランドレンという成分で、柑橘系の爽やかな香りが食欲をかきたてて、ついには何にでもかけたくなります。ハードユーザーには粉を。より一層、香りの鮮烈なミル付きはやみつきになる刺激。プレゼントにも喜ばれます。


“ご飯党集まれ! 米と漬物がうまい飛騨”
こしひかり350円 いのちの壱498円 ゆきまんま398円 (各2合入り)/まんま農場
飛騨のお米と美味しい漬物は外せません。小さいタイプ(2合)のお米パックもあり、まずは味見して気に入ってから大きな袋を買うこともできます。「いのちの壱」は飛騨で発見された新品種のお米で、山形県の「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で日本一に輝いた名品。すべて、まんま農場の特別栽培米です。

古式赤かぶ 398円/よしま農園
真っ赤な色は赤かぶ由来の自然のもの。飛騨高山よしま農園は、無添加赤かぶ漬けと無農薬自然栽培野菜農家です。木の樽で乳酸発酵させた、昔ながらの味は、甘い飛騨産のご飯にベストマッチ。

スパイシーピクルス(ミックス※季節で野菜は異なる) 600円/キッセキッセ
地元で育った新鮮な野菜を、手づくりでピクルスにしている専門店、キッセキッセ。それぞれの野菜に合った下ごしらえで、ひとつひとつが違った食感です。酸味とスパイスが効いた味は日本の漬物感覚で和食にも馴染みます。添加物など不使用なので、残ったピクルス液もサラダのドレッシングに利用できるのも嬉しい。


【高知県は海と山の幸のプロ「高知屋」】

高知県は伝統的な食はもちろん、新しい県産品の商品化を県ぐるみで支援しているため、とてもユニークで美味しいものがどんどん生まれています。もちろん、藁焼きかつお、はちきん地鶏など、昔から知られている地元食材もあり。地域自慢の開発、発信の努力によって、豊かな資源が最大限に生かされているご当地食の実力、ぜひご体験を。

“高校生発案 ミレーとアイスのコラボ”
ミレービスケットアイス180円/高知アイス
もうお馴染みの高知発のミレービスケットと、「メイドイン土佐」をコンセプトにしている高知アイスがコラボ。数年前、地元、伊野商業高校の文化祭準備で「ミレーのアイス、できませんか?」という生徒の声に応えたのがきっかけで商品化。ミレーは上にのった2枚だけでなく、アイスにもクラッシュしたミレーがふんだんに閉じ込められているので、ミレーのしょっぱ甘い味が口いっぱいに広がります。バニラアイスとの相性もぴったり! じつは高知では飲食店のアイス、ウェハースのようにミレーがついてくるんです。

“女将自慢の高知おでん”
とことんおでん(2食入) 650円/土佐蒲鉾
高知は練り物大国。そのなかでも、リン酸塩を添加しないすり身を使った竹輪などをつくっている土佐蒲鉾の女将が手間をかけ、ダシからこだわってつくるおでんが美味しいと、地元で評判の「とことんおでん」をどうぞ。ピンク色の小さな蒲鉾が高知特有の「すまき」。おでん以外でもよく食べられていて、高知の呑んべえは、このすまきをつまみに、土佐の焼酎を味わいます。

“カリカリ部分のファン多し”
ぼうしパン200円/ヤマテパン
高知では「メロンパン」や「あんぱん」のように一般名詞化するほどメジャーなパンが、ぼうしパン。昭和30年代に高知市内のパン屋さんで、メロンパンのビスケット生地の代わりにかけたカステラ生地が、まるでぼうしのつばのように広がったカステラパン。ほんのり甘くてふわふわの真ん中と、カリカリと香ばしい周りの部分が美味しいと評判に。いつしかぼうしパンと呼ばれ、今では県内のあらゆるパン屋さんやスーパーでもつくられ、郷土の大マンガ家・やなせたかし先生によるキャラクター「ぼうしパンくん」がほぼ共通のデザインにもなっています。


【沖縄県で食の宝探し「沖縄宝島」】

沖縄は言葉も独特なので、商品名を見るだけで異国気分を味わえる、食の異文化度No.1。タンナファクルー、チラガー、いなむどぅち、アーサーなどなど、一体それがなんなのか、じっくり商品と向き合って考える、そんな余裕もまた、沖縄的な時間の使い方です。

写真左上の「しっとりくんペン」の説明に、“ふつうのくんぺんとはちょっと違う”ってあるけれど「くんぺんって何?」。まずは隣の“ふつうのくんぺん”をどうぞ。※くんぺんは琉球菓子の代表でごまとピーナツのあんが入った甘食のような皮のおまんじゅう。

“クセが最強、米国飲料”
ルートビア128円/A&W
沖縄でチェーン展開している米国ファストフード店A&Wのオリジナルソフトドリンク。同社のメニュー説明には「はじけるような爽快感とクリーミーな泡で大人気。ハーブも入って気分もリフレッシュ」とありますが、心してお飲みください。いろいろな意味で気分は変わると思います。もちろん沖縄の人はA&Wのお店でハンバーガーと一緒にゴクゴクお代わりするのが常識。(フリードリンクも米国式)

“大きめで甘めが沖縄好み”
ゼブラパン196円 ジャーマンスイート121円 スーパーブラックメロンパン231円 ピーナッツサンド143円 うず巻きパン143円 /オキコパン
パンは全般に消費期限が短めな商品のため、輸送にさらに時間のかかる沖縄のご当地パンを本州に運んでまで売る店はほぼありません。でも、ここはすごい。県内No.1製パンのオキコのロングセラーや人気パンが勢揃い。このベストメンバーが揃っている光景には、沖縄のスーパーでもなかなか巡り会えないと思うのです。同じオキコのもう一つの人気商品「オキコラーメンスナック」も店内にありますので、探してみてくださいね。

“郷土とオキハムへの想いが募るご当地レトルト”
琉球料理シリーズ400円〜1,161円/オキハム
沖縄でハム・ソーセージといったら、オキハム。惣菜や飲料、ミミガージャーキーなどのおつまみも手がけています。この琉球料理シリーズのレトルトは地元でも大人気。つくるのに手間のかかる“おばあ”の味を温めるだけで味わえます。

沖縄風とん汁「いなむどぅち」、モツ入りすまし汁「中味汁」、骨付きあばら肉のだしが効いた「ソーキ汁」、コラーゲンたっぷりの豚足を味噌味のスープでいただく「てびち」、ヤギを食べる、ディープな沖縄スタミナ料理代表「山羊汁」、イカ墨入りのイカスープ「イカ汁」など、いろいろ試せるラインナップ。「いなむどぅち」は、聞きなれないが食べ慣れた味わいなので、ご当地初心者におすすめ。


【全国のこだわりの逸品も集合】
日本全国のこだわりの商品を、期間限定でピックアップして並びます。「来てみたら、話題のあの商品が!」というような商品も並ぶ予定。オープニングの現在は茨城県の干し芋や、千葉の塩ゆで落花生やナチュラルなピーナッツバターなど、健康的なおやつにぴったりな逸品に出会えます。


【ご当地食を気軽に! ぐるぐるカフェ】

椅子に描かれた各県のデザイン。なぜか出身地の椅子に座りたくなるので、密やかな椅子取りゲーム感覚を心の中で楽しんでください。

日本全国の名物料理や各地の旬の食材を使った料理が、その場で味わえるカフェが併設。徳島県のブランド牛、「阿波黒牛のたたき丼」「沖縄ソーキそば」「元祖!門司港クラシック焼きカレー」など、全国各地の食材を使った定番メニュー、また季節感溢れる特別メニューや定期的に替わるこだわりメニューを楽しめます。

友だちや家族とのショッピングに、各地のご当地食を集めた『ぐるぐるカフェ』に立ち寄って、ご当地のお茶を飲んだり、ランチしたりも楽しそう。

もちろん、故郷の味を求めてガチで買い物に来て、「これも扱ってるの!?」と店の商品セレクトに驚いていただける通のお客さま、ウエルカムです。

『しなまつり』ららぽーと名古屋みなとアクルス1階
OPEN:10:00〜21:00
TEL:052-387-9550


※品揃えは予告なく変わります。価格は全て取材時の税抜き価格です。

●●●おまけ●●●
「初めて見るご当地食、わからないから」とちょっとご心配の方。そんな時には私、スーパーマーケット研究家・菅原佳己が現地のスーパーで買って食べて書いた、ご当地スーパーの本が役立ちますので、よろしければ。。。
『日本全国ご当地スーパー掘り出しの逸品』(講談社)
『日本全国ご当地スーパー 隠れた絶品 見〜つけた!』(講談社)

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プロフィール

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スーパーマーケット研究家

65年東京生まれ、名古屋在住。一女の母。

サラリーマンの夫の転勤で国内外の転居を繰り返す中、スーパーの研究を始める。2012年に出版した著書が話題となり、出演したテレビ番組で紹介した岐阜県高山市の隠れた日常食「あげづけ」が大ブレーク。現在は、テレビコメンテーターのほか新聞や雑誌の連載、講演活動をこなしつつ、子育ての隙をみて、自腹で全国のご当地スーパーを行脚。埋もれた日常食の発掘とその魅力を伝えている。

著書/『日本全国ご当地スーパー掘り出しの逸品』『日本全国ご当地スーパー 隠れた絶品 見〜つけた!』(講談社)

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