リニア・鉄道館の楽しみ方[番外編] 2017/9/13

前回から少し間が開いてしまいましたが、リニア・鉄道館についてもう少しお知らせしたいことがあるので、記します。

ガイドツアーに参加すると「そうだったのか!」と初めて知ることがある。

リニア・鉄道館では、ガイドツアーを数多く実施しています。館内の「みどころガイド」については基本的に開館日の毎日14時30分から実施しています。また、テーマを絞ったガイドツアーも期間を区切って実施しています。

今秋だと、9月13日〜9月25日の休館日を除く毎日11時からと15時30分から(9/23,24は15:30-のみ)「超電導リニアのひみつを探ろう!」というテーマでガイドツアーがあり、続く10月7日〜11月5日の土休日には15時30分から「きっぷを発券してみよう!」というガイドツアーがあります。

これらガイドツアーは、「リニア・鉄道館」ホームページの「ニュース一覧」もしくはJR東海のホームページにある「ニュースリリース」に掲載されるイベント情報で知ることができます。いずれも定員制で先着順です。入館後、早めに予約すると良いでしょう。

ガイドツアーの良いところは、誰にも判る平易な言葉を使って、しっかりとした内容の説明をしてくださることです。このコラムを読んでいる方は、それなりに知識を持っている方が少なくないと思いますが、そういった方でも、20-30分のガイドツアー中、一つや二つは「そうだったのか」と改めて知る事実があることと思います。かくいう筆者もそうでした。

「鉄道のしくみ」エリアでは、多様な技術の集大成である鉄道の技術面を知ることができる。

リニア・鉄道館の1階には多くの展示車両がありますが、その700系新幹線に近い壁に沿って「鉄道のしくみ」コーナーがあります。やや地味な展示ですが、そのひとつひとつをみていくと、なかなか興味深い内容となっていることが判ります。

線路構造の基礎知識や、安全に走行するためのノウハウといったことから、切符や座席、保線や運転技術まで、幅広い内容を判りやすく模型やパネルを使って解説しています。

なかには実物もあり、前述のガイドツアーにある「きっぷを発券してみよう!」は、実際にその場で発券したきっぷで、設置してある自動改札機を通ることができます。

300系の本物のグリーン車座席が展示してあり、実際に座ってそのかけ心地を確認することもできます。次世代の新幹線車両となるN700Sについても、パネルで解説しているところなど、JR東海が運営するリニア・鉄道館ならではのことでしょう。ひとつひとつをじっくり見ていると、このコーナーだけでも結構な時間を必要とします。

ミュージアムショップも見逃せない

リニア・鉄道館の見学を終えたら、最後に寄りたいのがミュージアムショップです。

エントランス部分にあるので、入館しないときでも立ち寄ることができますが、やはり一通り見学を終えて、軽い興奮を感じているときに寄りたいところです。リニア・鉄道館オリジナルの商品が多数ありますが、なかでもドクターイエロー関係は人気ということです。思い出のグッズを買って帰りましょう。

ところで、リニア・鉄道館最寄りのあおなみ線金城ふ頭駅近くに、今年、新たな複合施設「メーカーズピア」(Maker's Pier)ができました。

駅を挟んでリニア・鉄道館とはちょうど反対側になりますが、どちらも駅から近いのでさほど離れているわけではありません。そのメイカーズピアとリニア・鉄道館がこのほどタイアップ企画を打ち出しました。

メイカーズピアのレシート税込1,000円(複数枚合算可)につき、リニア・鉄道館の入館料1人分を大人200円、高校生以下100円割引きするというものです。また、リニア・鉄道館の大人入館券をメイカーズピアのウェルカムセンターに持参すると、200円分の割引券がもらえるそうです。ただし、休館日を除く平日だけが対象で、リニア・鉄道館もメイカーズピアも同日に利用することなど、いくぶん制約があります。詳しくは各公式サイトもしくは現地でご確認ください。

タイアップ期間は、2017年9月13日〜同12月4日です。

以上をもって、リニア・鉄道館についてのご案内はお終いとなります。2013年1月からご案内してきたリニア・鉄道館については、今回で45回目となりました。約5年かかっていますが、今もすべてをご覧いただくことができます。必要に応じて読み返していただけますと幸いです。(「リニア・鉄道館に行こう(1) 同館の概要など 」)


今後は、リニア・鉄道館に新たな動きがあった際などにお知らせできればと思っています。

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1958年愛知県犬山市生まれ。大学卒業後に10年間のサラリーマン生活を経て、当時話題だったパソコン通信NIFTY-Serveで鉄道フォーラムの運営をするために脱サラ。1998年に(有)鉄道フォーラムを立ち上げて代表取締役に就任。2007年にニフティ(株)がフォーラムサービスから撤退したため、独自サーバを立ち上げて鉄道フォーラムのサービスを継続中。

一方、鉄道写真の撮影や執筆なども行い、多数のCD-ROMやDVDタイトルの企画制作にも関わる。監修した「日本の“珍々”踏切」(2005.2 東邦出版刊)が話題となってTV番組タモリ倶楽部に出演したこともある。

最新著書は「トワイライトエクスプレス」食堂車ダイナープレヤデスの輝き−栄光の軌跡と最終列車の記録−(2015.9 創元社刊)。

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