記事一覧

第38回  「味鋺」と「味美」に共通するもの

このブログ最終回の直前に良いコメント(質問)をいただきました。「名鉄小牧沿線の地名で、味鋺、味美、味岡と、味の地名が多いのは、どうしてでしょうか?」というものです。 確かにおっしゃる通りです。「味鋺…

2013/6/10

第37回 「国府宮」−尾張国の中心地

国府宮と聞けば、名古屋の方なら一度くらいは行ったことがあるというほど有名な神社です。でも、なぜ「国府」の「宮」なのでしょう。意外にその由来は知られていないのです。 国府宮は正式には「尾張大國霊(おわ…

2013/5/26

第36回 津島ー対馬の神様がやってきた?

「地名に隠された名古屋の魅力」もあと残すところ3回となりました。ちょうど1年お世話になったことになります。 津島駅からまっすぐ街並みを歩いていくと、正面に堂々とした楼門が迎えてくれます。これは天正19年…

2013/5/14

第35回 南海トラフ津波ー低地地名からのメッセージ

津波襲来という観点でいうと、名古屋よりもその隣に幌がる低地がいちばん危険です。『津波に隠された「南海津波」』(講談社プラスアルファ新書)の口絵にかなりショッキングな標高地図を載せてありますので、是非…

2013/5/2

第34回 南海トラフ津波ー「神社」に逃げる!

またまた淡路島で大きな地震が起きました。いったい日本列島はどうなっているのでしょう。この列島ではいつどこで地震が起こっても不思議ではないのです。東日本大地震の後、もっぱら福島県・茨城県・千葉県あたり…

2013/4/20

第33回 南海トラフ津波ー東海道はなぜ消えた?

東海道は江戸日本橋を起点にして、品川宿から近江国の大津宿まで通称五十三次と呼ばれています。言うまでもなく三河国・尾張国を通っているのですが、遠江国から伊勢国まで、それぞれの国に置かれた宿駅の数を示す…

2013/4/10

第32回 南海トラフ津波ー「浦・津・川」地名が危ない!

プラス運営部からの提案がありましたので、今回から数回にわたって南海トラフ地震による津波について「地名」の角度から検討してみることにします。 この度地名に隠された「南海津波」 (講談社プラスアルファ新書)…

2013/3/30

第31回 「猪子石」は何の信仰から?

名古屋には本当に面白い地名が残っています。「猪子石(いのこいし)」(名東区)という町名を耳にすると、やはりここには猪の形をした石があるのでは?という思いに駆られてしまいます。ここは昭和30年(1955)名…

2013/3/20

第30回 「高岳」に込められた家康の思い

地下鉄桜通線に「高岳」という駅があります。この駅名は「高岳院」というお寺の名前からつけられたものですが、「高岳」と書いてなぜか「たかおか」と読む不思議な駅名です。この由来についてはこれまで次のような…

2013/3/6

第29回 「黒川」は「黒川さん」から

名古屋城の北側には、まるで城を囲むように矢田川と庄内川が左回りに流れています。家康が旧那古野城の立地に注目し、ここに名古屋城をつくろうと考えたのは、この川が敵からの攻撃を防ぐ自然の防波堤になっている…

2013/2/24

プロフィール

ノンフィクション作家

1945年長野県松本市生まれ。東京教育大学(現筑波大学)、同大学院博士課程修了。筑波大学教授、理事・副学長を務めるも、退職と同時にノンフィクション作家に転身。

柳田国男研究をベースに、学問の狭い枠を超えた自由な発想で地名論を展開。最近出した『名古屋 地名の由来を歩く』(ベスト新書)、『地名に隠された「東京津波」』(講談社+α新書)はそれぞれご当地でベストセラーに。新著『名古屋「駅名」の謎』が好評発売中。

その他、「地名を歩く」シリーズでは「京都」「東京・江戸」「奈良」編、「駅名の謎」シリーズでは「大阪」「京都奈良」「東京」がある。テレビ・ラジオなどでも活躍。博士(教育学)。

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