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第6回:京都への愛着

「上村松園展」についての連載も今回が最後になります。美人画の楽しみ方はいろいろありますが、松園展ならではの楽しみ方、ということなら、京都らしさを探しながら見てみる、というのはいかがでしょうか。

2013/5/30

第5回:浮世絵に学ぶ

まずはこちらの作品をご覧ください。松園さんの代表作のひとつ、《鼓の音》です。高島田を結った振袖姿の娘さんが、今まさに鼓を打たんとする瞬間が描かれています。計算された無駄のない構図、きりりとした表情、…

2013/5/26

第4回:着物へのこだわり

松園さんは日本髪と同じく、着物にもこだわって描いています。まず、松園さんの描く美人の多くは、江戸時代のファッションを身にまとっています。さらに、江戸時代の中でも流行は10〜20年くらいの期間で移り変わっ…

2013/5/22

第3回:日本髪へのこだわり

松園さんの描く美人は、ほぼ間違いなく日本髪に着物という身なりです。明治時代はまだ江戸時代の風俗の名残があったと思いますが、大正・昭和になると昔ながらの和装の女性はめっぽう少なくなったはずです。 松園…

2013/5/18

第2回:苦難とともに歩んだ人生(その2)

「心は男のように構えておりましたが、悲しいことに、形は女の姿をしております。そのために勉強の上にも、さまざまな困難がありました」と語る松園さん。たとえば写生に行くにしても、若い女性の身でそうやたらな…

2013/5/14

第1回:苦難とともに歩んだ人生(その1)

名古屋市美術館の開館25周年を記念した特別展、「上村松園展」をただいま開催しています。25周年記念ということで、たくさんのファンがいながら、名古屋市内の美術館では一度も開催されたことのなかった松園さんの…

2013/5/10

プロフィール

学芸員

大阪大学大学院文学研究科修士課程修了(美術史学)。2005年から名古屋市美術館に学芸員として勤務。「ルオー展」(2006年)、「だまし絵展」(2009年)、「レンブラント展」(2011年)などを担当。

【名古屋市美術館開館25周年記念 上村松園展】
明治から昭和にかけて、美人画の歴史に残る数々の傑作を世に送り出してきた、女性画家・上村松園(1875-1949)の初期から最晩年の作品まで、約90点を紹介する本格的な回顧展です。

明治は、女性が画家として一人立ちすることが大変むずかしい時代でした。松園は、同門の塾生からのいやがらせや、偏見に満ちた厳しい批評を受けながらも、そうした試練を並々ならぬ努力で乗り越えて、画家として華々しい成功を収めました。そんな松園が残した、清らかで気品に満ちた美人画は、今なお不滅の輝きを放っています。

上村松園の個展は名古屋市内の美術館では初めて、東海圏では2004年の三重県立美術館の個展以来9年ぶりの開催となります。女性画家が描く女性の理想美、日本画家の中でも最高レベルの滑らかな線描、鮮やかな色彩の美をぜひお見逃しなく!

【展覧会情報】
2013年4月20日(土)−2013年6月2日(日)
名古屋市美術館 [芸術と科学の杜・白川公園内]

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