<時代を刻む 戦後ベストセラーと今>(3) 「日本沈没」小松左京   

2017/1/6 夕刊

小松左京さん

◆人々の不安感と共振

 ビルからはがれ地に降り注ぐガラス、橋脚の傾いた高架道路から地上にぶちまけられた車、あちこちで上がる火の手、押し寄せる津波…。地殻変動で海に沈みゆく日本を描き、一九七三年三月に刊行された小松左京(さきょう)さんの小説『日本沈没』は、その後の日本が直面してきた天災のすさまじさ、恐ろしさを予見するかのように描いている。上下巻で発売されると、その年のうちに合わせて三百万部を突破。十二月には映画も公開され、累計四百万部超の大ベストセラーとなった。

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