株高は日銀買い支え 海外投資家、8年ぶりの売越額 

2017/1/11 朝刊

 東京証券取引所が十日発表した二〇一六年の投資家別株式売買状況によると、外国人投資家の売越額はリーマン・ショックのあった〇八年以来、八年ぶりの大きさとなった。国内の個人投資家も売り越した。日銀は巨額の上場投資信託(ETF)を購入しており、実質的に日本株を買い支える構図となった。

 取引規模の大きい外国人投資家は、東京・名古屋二市場で一六年に三兆六千八百八十七億円を売り越し、〇八年(三兆七千八十五億円)以来の規模となった。売り越しは二年連続。

 個人投資家の売越額は三兆一千六百二十三億円。米大統領選以降の株価上昇期に利益を確定する売りを出したとみられる。売り越しは五年連続。

 日銀は金融緩和策の一環で巨額の日本株ETFを買い入れている。一六年の購入額は四兆六千十六億円に達し、海外勢の売りに対抗した。SMBCフレンド証券の松野利彦チーフストラテジストは「東証株価指数が下げた日は日銀の出動が常態化している。これほどの投資主体は他になく、日銀の買いは突出している」と国内株式市場の現状を説明した。

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