御嶽「二ノ池」に弟? 噴火が影響か 

2017/9/13 朝刊

3年前の御嶽山噴火の影響でできたとみられる「二・五ノ池」(手前右)。後方は二ノ池=長野県木曽町で(野村和宏撮影)

 御嶽山が三年前に噴火した影響で、九合目の名所、二ノ池の近くに新しい大きな水たまりができ、山小屋関係者らの間で「二・五ノ池」と呼ばれ、話題になっている。噴火の際、すり鉢状の場所に火山灰が流れ込み、水がたまりやすくなったためと専門家はみている。

 近くにあった山小屋「二ノ池本館」元支配人の小寺祐介さん(37)らによると、噴火以前から大雨の後には水たまりができることはあったが、しばらくすると地下に浸透して消えていた。昨年六月に立ち入り規制が緩和され、二ノ池に近づけるようになり、「二・五ノ池」の存在が知られるようになった。水は最大で縦約三十メートル、横約十五メートルにわたってたまっているという。

 二ノ池本館は噴石が直撃して穴があき、周辺は火山灰や噴石が降り注いだ。池ができた原因について、信州大の竹下欣宏准教授(地質学)は「水が抜けやすい地質だった場所に粘土質の火山灰が底にたまったためではないか」と指摘する。

 二ノ池は噴火前、エメラルドグリーンに見える豊富な水をたたえる光景が好評で、二ノ池本館は三千メートル級で風呂が楽しめる山小屋として人気があった。噴火後は池が濁って山小屋の水として使えなくなっている。

 小寺さんは「二・五ノ池」を地図に掲載してもらおうと、登山シーズン終了後に長野県木曽町に要望書を提出し、地図の出版社に働きかけるよう求めるつもりだ。「二ノ池と間違えて写真撮影する登山者もいる。誤解がないよう、御嶽山の池の一つとして認めてもらえたら」と話している。

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