北制裁決議「非常に小さい」 さらなる圧力をトランプ氏示唆 

2017/9/13 夕刊

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は十二日、ホワイトハウスでマレーシアのナジブ首相と会談し、国連安全保障理事会が採択した対北朝鮮制裁決議に「非常に小さな一歩だ。大きな取引ではない。効果があるかどうか分からない」と不満の意を示した。

 国連安保理は十一日、北朝鮮への石油の輸出規制に初めて踏み込んだが、米国が当初目指した原油の全面禁輸からは後退した。

 トランプ氏は会談の冒頭、記者団に対し「ティラーソン国務長官とも話したが、大きなものではない」と指摘。「これら制裁は最終的に起きるべきことに比べ何でもない」と北朝鮮に対しさらに圧力をかけることを示唆した。

 一方、中国やロシアも含め全会一致での採択だったことには「良かった」と述べた。

 サンダース大統領報道官は十二日の記者会見で、トランプ氏の発言を「大統領はこれが過程の一部だと考えているのだろう」と指摘。「大統領の最終目標は朝鮮半島の非核化だ。それに向けあらゆる選択肢がテーブル上にあるのは変わらない」と説明した。

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