ロシア、平昌ボイコット回避 個人参加容認、IOC会長歓迎 

2017/12/7 夕刊

 【ローザンヌ(スイス)=共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は六日、当地で二日間の理事会後に記者会見し、来年二月の平昌冬季五輪へのロシア参加問題でプーチン大統領が、選手の個人資格での参加を容認して同五輪をボイコットしない意向を示したことを歓迎した。

 IOCはロシアの組織的なドーピングを認定し、平昌大会から同国選手団の除外を決定する一方、国旗や国歌を使用できない個人資格での参加の道を残した。バッハ会長は潔白を証明したロシア選手の参加を「期待しているし、そうなると確信している」とし、厳格な条件をクリアした選手は「クリーンなロシアのスポーツ界の将来に向けて橋を懸けるアンバサダー(大使)になる」と期待を示した。ロシア選手の全面除外を見送った判断については「妥協ではない」と強調した。

 ロシア陸上界のドーピング問題を内部告発しながら、過去の違反歴から昨夏のリオデジャネイロ五輪出場を認められなかった女子中距離のユーリア・ステパノワ選手について、二〇二〇年東京五輪出場が可能になるように支援を続けることも約束した。

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