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非核化「段階別、同時行動」 北朝鮮、米朝会談を報道 

2018/6/13 夕刊

平壌の地下鉄駅構内に掲示された米朝首脳会談を報じる新聞を見る市民ら=13日(共同)

 【シンガポール=城内康伸】北朝鮮の朝鮮中央通信は十三日、シンガポールで行われたトランプ米大統領と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談の内容を報じ、両首脳が朝鮮半島の非核化を実現するには「段階別、同時行動の原則を順守することが重要」との認識で一致したと伝えた。

 正恩氏は経済制裁解除などの見返りを伴う「段階的で歩調を合わせた措置」を重ねて求めてきた。トランプ氏が正恩氏の主張を受け入れたことを強調した形だ。こうした内容は共同声明や米側の説明に含まれておらず、今後の米朝交渉で対立を生む可能性もある。

 北朝鮮の報道では、日本人拉致問題について触れていない。

 十三日付の労働党機関紙・労働新聞は一〜三面の全面を首脳会談の内容報道にあて、計三十三枚の写真を掲載。四面に掲載された共同声明の全文は米側発表とほぼ同じ内容だった。

 同通信によると、正恩氏は会談で「米側が関係改善に向けた真の信頼構築措置を講じれば、それに応じて、次の段階の追加的措置を取ることができる」との立場を表明。「相手を敵視する軍事行動を中止する勇断をまず下すべきだ」と要求した。トランプ氏は米朝対話が続く間、米韓合同軍事演習を中止する意向を表明し、交渉を通じた関係改善に従って、北朝鮮への制裁を解除できる、とも伝えたという。

 正恩氏は朝鮮半島の平和と非核化、敵視政策の解消を実現するためには「これを担保する法的・制度的措置を講じねばならない」と主張した。平和協定や不可侵条約の締結を念頭に置いたとみられる。

◆正恩氏が帰国か

 【シンガポール=共同】スウェーデンの航空機追跡サービス「フライトレーダー24」によると、シンガポールでの米朝首脳会談を終えた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が乗っていたとみられる中国国際航空機が十三日、北朝鮮内に入った後、北京に到着した。いったん平壌(ピョンヤン)に着陸したとみられ、正恩氏が帰国した可能性がある。

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