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復旧へ道のり遠く 北海道地震、発生1週間  

2018/9/13 朝刊

大規模な土砂崩れで建物が倒壊した北海道厚真町吉野地区を歩く女性=12日午後

 最大震度7を観測した北海道の地震は十三日で発生から一週間。大規模な土砂崩れなどで四十一人が死亡し、一時は道全域の約二百九十五万戸が停電に陥った。ほぼ解消してもなお、電力不足が懸念される状況は変わらず、節電が長期化する可能性もある。生活再建に向けた動きが進むが、現在も千五百九十二人が避難しており、復旧への道のりは遠い。

 地震は六日午前三時七分に発生。震源地とされる厚真町で三十六人が犠牲となった。道によると十二日現在、六百八十一人が負傷し、建物被害は全壊百九棟以上、半壊百十九棟。

 道内最大の火力発電所の苫東厚真(とまとうあつま)発電所(厚真町)の緊急停止に端を発した全域停電は、八日までにほぼ解消した。だが地震前のピークの需要に供給力が追いつかず、道や北海道電力が道民、企業に二割の節電を要請。北海道電は節電の状況を踏まえ、地域を区切って供給を順番に止める計画停電も検討している。十三、十四の両日に実施の予定はない。

 発生直後、地震による停電、断水で都市機能がまひした札幌市では、営業を再開した店も多いが、品ぞろえが少なく、照明を半分程度に落とした店舗も多い。震度5強を記録した札幌市清田区の住宅街では液状化とみられる現象が起き、復旧の時期は見通せていない。

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