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あおり運転、倍増6000件 高速道路上、上半期の道交法違反摘発 

2018/10/12 夕刊

 高速道路で前方の車との車間距離を詰めすぎたなどとして、全国の警察が一〜六月に道交法違反の車間距離不保持で摘発したのは六千百三十件に上り、昨年同期の三千五十七件から倍増したことが、警察庁への取材で分かった。社会問題化したあおり運転に対する取り締まりの強化が影響したとみられる。

 あおり運転を巡っては、昨年六月に神奈川県大井町の東名高速道路で、無理やり追い越し車線に停止させられた静岡市の夫婦が死亡する事故が発生。その後も、各地であおり運転絡みのトラブルが相次いだ。

 こうした事態を踏まえ、警察庁は今年一月、悪質で危険な運転に対し、法令を駆使して徹底した捜査を行うよう各都道府県警に指示した。

 一部の警察本部は、ヘリコプターを投入し、警察車両と連携した取り締まりを実施。六月には、全国の高速道路で一斉取り締まりが行われた。

 都道府県警別の摘発件数を見ると、最多は兵庫の九百十五件で、愛知の七百十四件が続く。このほか、岐阜は八十七件、三重三十一件、滋賀五十五件だった。

 また、道交法違反以外に、割り込みや急ブレーキといった危険なあおり運転に対し、刑法の暴行容疑などを適用、逮捕したケースがあった。

 警察庁の集計によると、高速道路での道交法違反の摘発件数は、あおり運転関連を含めて全体で三十二万二件。このうち、速度違反(四十キロ未満)が十五万三千二百三十四件と最も多く、シートベルト装着義務違反が七万二千百四十五件、通行帯違反が三万一千二百十四件、携帯電話使用等が二万四千九十件などとなった。

 高速道路での死亡事故は、昨年同期を十一件上回る七十一件発生。前方不注意や運転操作不適などが目立った。

◆摘発数全国2位の愛知、ほぼ横ばい

 摘発件数が七百十四件と全国で二番目に多かった愛知県。県警交通指導課によると、昨年同期とほぼ横ばいで、高速道路上での摘発が大半を占める。

 県警高速隊によると、高速道路の追い越し車線を走行中のドライバーらから「後ろの車からあおられた」と通報が寄せられるケースが多いという。パトカーが追跡して現行犯で摘発するほか、通報者や後続車のドライブレコーダーの映像を元に捜査を始め、摘発に至るケースが目立つ。今年上半期であおり運転による接触事故などは確認されていないという。

 高速隊の担当者は「あおり運転の被害を受けた際は、パーキングエリアなど安全な場所に車を止めてから一一〇番してほしい」と呼び掛けている。

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