【センバツ特別号】高橋純平投手(県岐阜商高2年)を大特集!センバツ甲子園で未来のスター・高橋純平を見逃すな! 2015/1/24

3月21日に開幕するセンバツ甲子園で登板が予想される高橋純平投手(県岐阜商高2年)。既に今秋のプロ野球ドラフト会議での1位指名を確実視する声が多数(2014年9月撮影)

3月21日に開幕する春の高校野球・センバツ甲子園大会。その出場校が1月23日に発表され、東海地区から静岡高と県立岐阜商業高、北信越地区から敦賀気比高と松商学園高、21世紀枠で豊橋工が選ばれました。

その県岐阜商高に、今年の高校生ピッチャーの中で全国ナンバーワンの実力をもつと評判の選手がいます。その名は高橋純平(2年)。昨年秋の公式戦で152キロの快速球を投げ、プロ野球のスカウトからもドラフト1位指名確実と評価されている逸材です。

将来、「マー君」こと田中将大投手(ヤンキース)や大谷翔平投手(日本ハム)などのように、全国的なスターになる可能性を秘めた高橋投手。今回その素顔に迫りました。

183センチと長身で腕が長く、軽く投げているように見えて140キロ台の快速球が走る。ピンチの場面でギアを上げれば試合終盤でも150キロが出るなど、潜在能力は底知れない(2014年10月撮影)

Q.野球を始めたきっかけは?
高橋「小学校のスポーツ少年団で野球を始めましたが、野球は2年生からしか入団できなかったので、1年生のときは友達が多くいたサッカー少年団にいました。野球が好きな家系で、もともと父とキャッチボールなどもしていたので、2年生になって自然に野球に移りました」

Q.岐阜市で生まれ育った高橋投手。高校の進学先に県立岐阜商業を選んだ理由は?
高橋「県外の高校からも誘いはありましたが、最初から県内でと考えていました。練習や施設を見学する中で県岐商が一番だと感じていましたし、藤田先生(明宏・前監督)のもとで野球がしたいと思ったのが大きな理由です。実際に入部してみると、藤田先生は口数は少ないですが熱心で、自分はいろいろと経験を積ませてもらいました。個人的には“お父さん”のような感じです」

Q.1年生秋の県大会では、関商工高相手に5回3失点で降板しチームも敗退。約1年前の姿を振り返り、どう分析していますか?
高橋「1年生秋は足の肉離れなど体の管理不足もありましたし、実力的にもまだまだでした。ピンチの場面や、相手のクリーンナップに打順が回ると、力んで力勝負にいき打たれていました。自分の短所だったのですが、力んでもストレートは速くならないとそこで分かりました」

インタビュー中の高橋純平投手(2015年1月)

Q.2年生秋は県大会で準優勝し、春の甲子園につながる秋季東海大会でも33イニングスを自責点1、35奪三振と好投しました。その要因は何だと思いますか?
高橋「新チームで主将になったのが大きかったです。責任感や自覚が生まれ、意識が変わってきたと思います。投手と野手は分かれて練習することも多いのですが、その分、野手に対してはプレーで示さなくてはいけないので、そのためにも練習で『もう一本がんばろう』という気持ちが出てきました。今までは、妥協するわけではないですが『これくらいでいいだろう』という思いが出てしまうときもありましたから。技術的には、2年生の春頃にコントロールに苦しみましたが、普段の投げ込みで“5割程度の力でコースに投げる”ことを重ねた結果、良くなりました」

Q.自分はどんな性格だと思いますか?
高橋「もともとは結構“ネクラ”というか、静かなほうだと思うんですが、中学校の友達がうるさい子ばかりで、自分にも明るいところが付け加わった感じです。チームでは主将ですが、もともとはメインをやるキャラクターじゃなくて、中学時代は“学級委員はやらないけど書記”のような感じでした。あとは掃除が好きです。中学校での掃除の時間は、トイレ掃除ばかり選んでいました。水アカが落ちたら気持ちいいじゃないですか(笑)。家でも長い休みのときには、部屋にある家具の配置から変えます」

Q.厳しい練習の日々の中で息抜きとなる趣味や、好きな音楽があれば教えてください。
高橋「趣味は映画です。映画館で見て、帰りにその原作の小説を買って読み、おもしろかったら後日また見に行ったりもします。きっかけは中学校のとき。公開前の映画が待ちきれずに原作小説を読んだのですが、小説で自分が思い描く空想の世界と、映画に出てくる俳優さんたちを比較して“似合っている/似合ってない”を考えるのが楽しかったです。音楽では、初めて自分から好きになったのが『SEKAI NO OWARI』(セカイノオワリ)。昨年夏の岐阜大会開会式では、県岐商の吹奏楽部が行進曲の中で『RPG』(同グループの楽曲)を演奏していて、オッと思いながら聴いていました」

高校入学直後に145キロをマークし、常に“逸材”と騒がれながらも、ここまで自分を見失うことなく着実に歩みを進めてきた高橋投手。自身初となる甲子園の舞台で、チームの勝利のために高橋投手がどんなピッチングをするか、約2か月後の雄姿を今から楽しみにしていてください!

■高橋純平(たかはし・じゅんぺい)/県岐阜商高2年
1997年5月8日生まれ、岐阜県出身。183センチ、76キロ。右投右打。岐阜市立梅林中学校時代は揖斐本巣パワーボーイズ(現・揖斐本巣ボーイズ)に所属。最速152キロのストレートとカーブ・スライダー・スプリットを操る高校生ナンバーワン投手。

〜取材こぼれ話〜
年明けのスポーツ紙などで“阪神ファン”と報じられたが、実際は「セ・リーグなら巨人、パ・リーグなら日本ハム」とのこと。「能見篤史投手(阪神)が好き、とは言ったんですが…」と思わぬ展開に苦笑い。「でも、プロに入れるならどの球団でも」と祈るような表情に。

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1984年生まれ、岐阜県出身の野球ライター。東海地区を中心にアマチュア野球(高校/大学/社会人)を取材し、野球雑誌や高校野球部向けフリーマガジンなどで記事を発表している。2014年にはラジオ局のスポーツ番組で高校野球展望を解説するなど、エリア屈指の取材者。

年間のアマチュア野球観戦試合数は120を超える。数々の野球部を訪れ、ひたむきな球児や情熱的な指導者、工夫した練習法など、多岐にわたって取材を重ねてきた。特に、将来のプロ野球入りが期待される「ドラフト候補」をアマチュア時代から追い続けていて、中日ドラゴンズで活躍する濱田達郎投手(愛工大名電高出身)や、西武ライオンズの高橋朋己投手(西濃運輸出身)らもその一人。プロ球団のスカウトとも交流が深く、無名の好選手を“発掘”し情報交換することも。

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