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住宅エコポイントの申請が始まってますよ！

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住宅エコポイントの申請が始まってますよ！ 2015/3/23

住宅ローン減税について以前に書きましたが、住宅エコポイントの申請が、3月10日に受付開始となったので、住宅購入を考えている人には朗報です。

「住宅エコポイント制度」は、省エネ住宅を新築またはリフォームした場合、ポイントが最大45万ポイント(1ポイントは1円相当)発行されるというものです。閣議決定された2014年12月27日以降に契約をしたもので、着工が2014年12月27日から2016年の3月31日まで、工事完了が2015年2月3日以降のものが対象です。

対象住宅は、新築、リフォームに加えて、従来とは異なり、完成済新築住宅の購入も含まれます。対象となる住宅の種別は、持ち家と借家（リフォームのみ）です。新築の場合、以下のいずれかに該当することが要件となります。

①省エネ法のトップランナー基準相当の住宅
②一次エネルギー消費量等級5の住宅
③一次エネルギー消費量等級4の木造住宅
④断熱等性能等級4の木造住宅
⑤省エネルギー対策等級4の木造住宅

となっています。申請するときには、これらの基準を満たすことを証明する登録住宅性能評価機関等の第三者評価が必要となります。

リフォームの場合は、以下のいずれかの改修工事をした場合に該当します。

①窓の断熱改修
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③設備エコ改修工事

これらにあわせて、バリアフリー改修、エコ住宅瑕疵保険への加入、耐震改修工事、既存住宅購入後のリフォームによるポイント加算も該当します。

ポイントの申請は、2015年3月10日に受付開始で、期限は予算（905億円）の執行状況に応じるので未定ですが、遅くとも2015年11月30日までには締め切られます。ポイントは、エコ住宅の新築等の場合は1戸あたり30万ポイント、エコリフォームは30万ポイントが上限となります。

例えば、窓の断熱改修なら、サイズに応じて8,000～2万ポイント、ガラス交換が1枚3,000～8,000ポイント、外壁12万ポイント、屋根・天井36,000ポイント、床6万ポイント、太陽熱利用システム、節水型のトイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機をつけると24,000ポイント、節湯水栓3,000ポイント、バリアフリー改修は上限が6万ポイントですが、手すりや段差解消で6,000ポイント、廊下幅等の拡張で3万ポイントです。

リフォーム瑕疵保険への加入は11,000ポイント、耐震改修は30万ポイントの上限とは別に15万ポイントが加算されるので、合計最大45万ポイントになります。ポイント交換申請は2016年1月15日なので忘れないようにしましょう。

では、交換できる商品はというと、1ポイントが1円相当で、

①省エネ路環境配慮に優れたエコ商品やエコ商品券、
②地域振興に関係する地域商品券、地域産品、復興支援商品
③全国で使える商品券、プリペイドカード
④環境寄付、復興寄付

となっています。ポイントを追加工事の代金に即時交換することもできます。交換は郵送などで申し込みます。

住宅エコポイントは、消費増税後の低迷した市場を活性化するのが目的で、2009年、2011年に続いて3度目の導入です。この時期に住宅購入を考えている人にとっては、是非使いたい制度なので、予算の残額を国土交通省のホームページで確認しておきましょう！

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【収入】
月給：
【その他収入】
ボーナス：
【支出】
食費：
住居費：
被服費：
光熱・水道費：
教育：
家具・家事用品：
教養・娯楽：
保健・医療：
交通・通信：
【その他支出】

交際費や小遣いを別に設けている場合はそちらも記載してください。多少項目名が異なっても構いません。年払いの費用、貯蓄額、負債額(住宅ローン等)も記載してください。家族構成と年齢、具体的な相談内容も記載していただけるとより詳細なチェックが可能です。

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岐阜大学教育学部教授・博士

京都市生まれ。ノートルダム女子大学(京都)文学部卒業。大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了。

現在、岐阜大学教育学部教授・博士(学術)、放送大学客員教授。

家庭経済学、家庭経営学、家族関係学、アーミッシュ研究等の講義を担当。

放送大学ではラジオで「生活経済学」の講義を担当(2012～2016年)。

主な著書　『ちほ先生の家計簿診察室』(名古屋リビング新聞社2002年)、名古屋リビング新聞社、大阪リビング新聞社で家計簿相談を20年ほど担当。

『お金と暮らしの生活術』(昭和堂2012年)、『仕事・所得と資産選択』(放送大学教育振興会2008年)、『アーミッシュの謎』(共訳、論創社1996年)、『アーミッシュの学校』(共訳、論創社2004年)、『アーミッシュの昨日・今日・明日』(共訳、論創社2009年)、『生活経済学』(放送大学教育振興会2012年)など。

趣味：毎日家計簿をつけること。ただし買い物好きなので家計チェックは自分にはあまり生かせていないかも・・・・・