リラックスするコツ 2016/6/25

皆さん! お元気ですか? 今日もたずねていただき、ありがとうございます。さて、あなたの口癖は何ですか? 「あー疲れた」という方もおられるでしょうし、「もう辞めたい」と何かから逃げたい気持ちでいる方もおられるでしょう。何かに追いやられ心にも余裕がない状態なのでしょう。

こういうときは、上手にリラックスすることを考えませんか? なんでもない「手放す」ということです。肉体的に疲れたときは、今手がけていることを手放して、ストレッチをして体を柔軟にしていく。

心が疲れたときも、ストレスを感じていることを思い浮かべ、捨てて行くことをしませんか? 「捨てられない」ものが沢山あるから疲れるのです。

地位、名誉、実績、プライド、過去 失恋、恋愛、怒り 喜び、幸せ… これらのものは、一度手に入れたものです。何が何でも手放したくないのです。

★手放したくないのはなぜ
そこでぜひ、知っていただきたいのは、手放したくないというのは仏教でいう“執着心”です。その執着を放していくと、「いただけるものがある」ということです。

★地位 名誉
「ここまで頑張ったのだから、もっと向上し自分の実力を試したい」
「地位や名誉がないと発言権もない。みじめだ」

という方がおられます。たしかに平社員が物申すより、社長、会長の意見の方が通りますよね。しかし、地位を得たためにいつも何かに追われているようで、落ち着けなくもなるのです。責任や重圧ものしかかってきます。すると嫌でも「無理」をしようとしてしまうのです。体や心が悲鳴をあげていることには気がつけなくなります。

★実績 プライド
実績を積むことはすばらしいことですし、誰もができることではありません。しかしやってきたことに執着してしまうと、他の人が認められなくなるのです。やってきたことだけにこだわると、視野が狭くなり、考えも硬くなってしまいます。それがプライドが強くなり、人を寄せ付けなくなるのです。

★恋愛
人生を知るには「恋」をすることだと思っています。なぜなら、自分の思い通りになれないことを学ぶからです。会いたいと思っても会えない。一生懸命尽くしているのに感謝もされない。他の異性に笑顔を注ぐのに、私にはしてくれない。その人間に執着して、自分の思いを押し付けることになる。これは夫婦関係でも同じことがいえるでしょう。相手とぶつかってはじめて、私のことを学ぶのです。

★名誉欲を捨てた人生
私もそうです。アナウンサーの仕事をしていたときは名誉欲に 「執着」していました。しかし、「私はただ有名になりたい、忙しい日々を過ごしたい」という思いが強かったのです。しかしよく考えると、本当にしたいことは、

「門司港の実家の寺を復興することなんだ」

と考えるようになったのです。住職不在のお寺でできることは、寺の周りの掃除をしたり、門司港の施設で「命をテーマとした芸術展」を毎年企画したり、寺で人形芝居をしたりするうちに、近所の人が声をかけてくださるようになったのです。そしてネット上で日替わり法話を更新することにしました。

すると私の元に「妙慶さん! 悩みを聞いて」と毎日のように読者からメールが来るようになったのです。私にとって色んな方の悩みに向き合うことは、全く苦痛ではありませんでした。むしろ「どうか1人1人が輝けますように」と願いを込めながら返事をしていたのです。

今では不思議と、僧侶としてラジオの仕事をいただいたり、こうして原稿を書くご縁をいただいたり、文化センターや企業団体から「心の講座」の講演をお声かけをいただきました。その時、ふと思ったのです。

与えられた仕事を喜んでさせていただき、忙しくなってきたら、できる人にも譲るということをしたらいいのです。

私も、お陰で仕事が忙しくなってきました。しかし、いただく仕事をすべて引き受けていたら身が持ちません。勉強する時間もありません。無理だと感じた時は、申し訳ないのですが、お断りもします。

「誰にも渡したくない」「失いたくない」という執着が自分を苦しめ、体力、器以上のことをしようとするから「疲れる」のです。

もうこれは手放そう! そんなものを一つ見つけませんか?

★妙慶流「心がスッキリする」コツ
入浴や洗顔する時、一緒に嫌な事、悔しいもの、忘れられない事も一緒に洗い流していくと「スキッと」しますよ。

☆紙に書き出してみる
自分にとって大切なものを紙に書き出すことで客観視し、優先順位を付けてみる。

☆心にたまった捨てられないものは何?
バッグの中身と一緒で、心にも執着が一杯たまっています。今、私にとって本当に必要なのは三分の一ほど。出してみて、本当に必要かどうか考えてみる。

☆大きな声で泣いてみる
「涙」という字は、泣いて自分を取り戻すと書く。怒りなどを溜め込まず、涙とともに追い出す。

☆自分から折れてみる
相手に譲る(我を柔らかく)することで、人間関係を円滑にするきっかけを作る。

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プロフィール

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真宗大谷派僧侶・アナウンサー

京都在住(福岡県出身)
20歳で真宗大谷派(東本願寺)の僧侶となる。と同時に社会経験をと、関西を中心にアナウンサーとして活躍。

15年前から立ち上げたHPでは
2007年ヤフー人名検索1位になり話題になる。「川村妙慶の日替わり法話」は一日3万件のアクセス。

現在 中日文化センター「心が元気になる講座」講師。

NHK京都、大阪文化センター講師。FBS読売文化センター講師。KBSラジオ「ほっかほっかラジオ 妙慶のちょっといい話」レギュラー。

産経新聞「明日へのヒント」・京都新聞「暖流」日経ヘルスプルミエ
連載中。

全国へ講演で回る。また著書も多数出版。

近著に「女の覚悟」講談社・「大丈夫!何とかなるから 」KKベストセラーズ、「妙慶の怒りをおさめる35の話し」こう書房 他

☆川村妙慶のテレフォン法話
075-431-7603(なむあみ)

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