高校野球「秋季東海大会」が22日開幕!出場校を一挙紹介! 2016/10/18

夏の高校野球は今年、東海3県では東邦(愛知)、中京(岐阜)、いなべ総合学園(三重)が各県の地方大会を制し、甲子園大会でも白星を挙げました。一方で、夏の大会を最後に3年生が引退した後、高校野球では1、2年生による“新チーム”が始動し、10月初旬までに秋の県大会を戦ってきました。

その秋の県大会の上位校が、今週末から「東海大会」で戦います。東海大会は、愛知・岐阜・三重、さらに静岡を加えた東海4県の代表校(各県大会の上位3校)計12校がトーナメント形式で争います。この大会は、来年の春に行われるセンバツ甲子園大会出場校の選考に大きく影響する大事な大会。東海地区からのセンバツ枠は通常2校なので、東海大会で決勝戦まで勝ち進めば、春の「聖地」がほぼ当確となります。

東海大会は今年、静岡県の草薙球場、清水庵原球場を会場として今週末(22・23日)と来週末(29・30日)に開催されます(※雨天の場合は変更あり)。組み合わせは、中日プラスの高校野球特集サイトなどでチェックしてください。

今回の「達人に訊け!」では、東海大会に出場する東海3県の代表校を紹介します。

■愛知県(中京大中京、桜丘、至学館)

ノビのあるストレートで空振りが奪える好投手・原悠莉(桜丘・2年)

愛知県大会を制した中京大中京は、県大会5試合で35得点を挙げるなど攻撃力が目立ちます。俊足の1番・伊藤康祐(2年)や、強打の1年生・沢井廉をはじめ、脇を固める打者も振る力は十分。大型右腕の香村篤史(2年)や、下級生時から実戦経験を積んでいる磯村峻平(同)の2投手が踏ん張ります。2位の桜丘は、エース右腕の原悠莉(同)が注目の存在。浅尾(中日)のようなフォームから140キロに及ぶスピードボールを投げます。1年生にも力のある選手が並び、初の甲子園出場を狙います。3位の至学館は、準々決勝と3位決定戦でサヨナラ勝ちするなど粘りと勢いがあります。左サイドハンドの変則投手・川口龍一(2年)が先発し、試合後半は継投で乗り切る目論見です。

■岐阜県(多治見、麗澤瑞浪、美濃加茂)

プロ球団スカウトも気にかける高素質の左腕・池戸昇太(美濃加茂・2年)

岐阜県大会はこの秋、いわゆる「強豪」とされる県岐阜商、大垣日大、中京、市岐阜商などが大会中盤までに姿を消す展開となりました。優勝した多治見、2位の麗澤瑞浪や、3位決定戦で敗れ惜しくも東海大会出場を逃した益田清風などは、他県ファンにとっては聞き慣れないかもしれませんが、いずれもコツコツ実力を磨き、過去の県大会でも定期的にベスト8前後に食い込んできたチームです。

多治見はエース河地京太(2年)が県大会で好投。打線は逆方向へのバッティングを徹底し、県大会決勝では10得点を挙げました。麗澤瑞浪は昨年、右手でも左手でもボールを投げる「両投げ」ピッチャーが活躍し話題になったチームです。今チームはアンダースロー右腕の伊藤智紀(同)が相手バッターを手玉にとります。唯一、代表3校の中で甲子園出場歴のある美濃加茂は、県3位に滑り込み、春に続き2季連続で東海大会に駒を進めました。左腕エース・池戸昇太(同)は投げ方がよく球に勢いがあり、県屈指の投手です。

■三重県(海星、菰野、三重)

最速151キロのストレートに注目が集まる岡林飛翔(菰野・2年)

三重県大会の優勝校・海星は、21世紀になってから甲子園と無縁ですが、ここ最近は常に上位まで勝ち進んでおり、完全復活は目前です。1年生サウスポー・大須賀健祐は中学時代、15歳以下の日本代表に選ばれた注目株。野手では旧チームから主力を張る松下祐人(2年)らの動きが光ります。2位の菰野は、岡林飛翔(同)、村上健真(同)、田中法彦(1年)の投手陣が強力。特に岡林は大会中、伊勢市倉田山球場のスピードガンで151キロをマークしました。打線は戸田将太(2年)らに力があり、タレント揃いの印象です。3位の三重は、山本大雅、定本拓真の両1年生ピッチャーが逸材と評判。チームの選手層が厚く、試合運びにも長けています。

これに加わる静岡県の代表校(聖隷クリストファー藤枝明誠静岡)は、いずれもチーム力が高いと評判です。戦力を比較すると、静岡県や三重県の代表校に一日の長がありそうですが、どのチームにも浮上の芽はあります。甲子園出場をかけた高校野球・秋の陣にご期待ください。

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プロフィール

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1984年生まれ、岐阜県出身の野球ライター。東海地区を中心にアマチュア野球(高校/大学/社会人)を取材し、野球雑誌や高校野球部向けフリーマガジンなどで記事を発表している。2014年にはラジオ局のスポーツ番組で高校野球展望を解説するなど、エリア屈指の取材者。

年間のアマチュア野球観戦試合数は120を超える。数々の野球部を訪れ、ひたむきな球児や情熱的な指導者、工夫した練習法など、多岐にわたって取材を重ねてきた。特に、将来のプロ野球入りが期待される「ドラフト候補」をアマチュア時代から追い続けていて、中日ドラゴンズで活躍する濱田達郎投手(愛工大名電高出身)や、西武ライオンズの高橋朋己投手(西濃運輸出身)らもその一人。プロ球団のスカウトとも交流が深く、無名の好選手を“発掘”し情報交換することも。

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