体内を空洞にする 〜 坐禅気功・10 〜 2016/12/12

【静観】
みなさん、こんにちは。今日は、前回の宿題ではないですが、嵯智さんにリードしてもらって、「気の泡で顔から洗い流す気功」を実習しましょう。嵯智さん、お願いしますね。

【嵯智】
うまく出来るかどうかわかりませんが、勉強させて頂きます。

【楚羅】
嵯智先生、お願いしまーす!

【嵯智】
では行きます!

●坐を組んで座りましょう。
●まず、気のボールを作って下さい。
●その気のボールを泡と見立てて、その泡を持ち上げ、手を蓮の花のように開いて顎から頬に向け、その中に顎から頬までを浸けるようにしてみましょう。
●感覚を掌から顎、口の周り、頬の皮膚に移します。
●やがて感覚が皮下に染み込んできて、りょうてで持った泡の中で顔の下半分が溶けて無くなっているような感覚になってきます。
●次に、両手を正面に回して顎から口に向けるようにします。
●それから、両手を目の高さに上げ、肘を張るような感じで両手をおでこから髪の生え際あたりまで上げて、斜め上から顔の上半分に泡を押し当てるようにしましょう。
●再び感覚が顔に移り、おでこ一杯、こめかみから瞼、目の下の頬骨あたりまで広がり、顔の中に染み込んでいきます。
●それから掌や指で本当の泡を揉むように動かして顔を洗うようにしましょう。
●場所も動かし方も自由にして、顔の中の汚れまで洗うようにして下さい。
●その泡で胸やおなかの中も洗い流しますので、顔の上の方で肘を張って両手の指を向かい合わせにし、掌をおでこに向けます。
●それから手を誘導にしながら、おでこの中の泡を目から頬、口、顎と降ろし、顎の下の空間を通して胸板、胸の中に降ろします。
●両胸の高さからみぞおち、胃の高さと降ろし、おへその高さを越えたら掌を下に向け、骨盤の中の泡を外まで洗い流すようにして、両手を斜め前下に押しだし、その掌を上に向けて膝の上に乗せ、胸板を開くようにして、しばらく座りましょう。
●顔の中の空洞感、胸やおなかの中の空洞感、それらが一つになった感覚、肉体感覚や皮膚感覚が薄れ、前の空気と一つになっていく感覚などを体感しましょう。
●しばらく座ったら、両手をこすったり、顔や頭をマッサージして終わりましょう。

これで、顔からの洗い流しを終わらさせて頂きます。ありがとうございました。

【静観】
ご苦労さまでした。

【楚羅】
あー、気持ち良かったー!

【柚里】
わたしもー!

【嵯智】
うまく誘導出来ていましたでしょうか。

【静観】
良かったですよ。

【楚羅】
体の中が温かい空気で一杯になって、体の前の皮膚感覚が無くなっている感じになったよ。

【柚里】
あれが丸木舟がくり抜かれたという感じなのね。

【楚羅】
癒しの元の字の「兪」の感じね。

【静観】
その体内のくり抜かれた空洞感が外へと広がっていって、それが「空」の感覚になっていくんですよ。

【嵯智】
坐禅気功の柱とも言うべき「空の体感」ですね?

【静観】
そう、「空の体感」は、ふぁんそん、即ち、空洞感の広がりなんですね。それは、癒しの意味と、その体感的実践である「顔からの洗い流し」を体感することで、本当に体でわかることになるんですよね。それを理解してリードしてくれた嵯智さんに拍手!

【楚羅、柚里】
パチパチパチ。

【静観】
ということで、今回は終わりましょうか。嵯智さん、ありがとうございました。

《気功指導員養成講座》
・毎月第3日曜日、午後1時半〜4時
・名古屋市市政資料館
・体験→3,000円

PR情報

記事一覧

気功の心を伝えるということ/《ふぁんそん気功講話》8

(一) ある演歌歌手が昭和の歌謡界の女王、美空ひばりさんから大切なことを教わったという話をしている番組をユーチューブで観ました。 そこで語られていた内…

2019/12/2

ふぁんそんの正体(1)/《ふぁんそん気功講話》7

今回は、ふぁんそんしている時の状態、ゆるんでいる時の状態においての掌感覚や気のボールの感覚、或いは腕の動きの感覚について考えてみますね。 京都での気…

2019/11/25

よい味をだそう!/《ふぁんそん気功講話》6

●ブッダ最後の言葉 僕の好きな言葉に「釈尊最後の教え」を句(言葉)にしたものがあります。 釈尊が80歳の時に病で亡くなる前に弟子の阿南に伝えた言葉とされ…

2019/11/18

「天」を乗り越える「ふぁんそん気功」/《ふぁんそん気功講話》5

●天という言葉 みなさんは「天」という言葉を聴かれた場合、何を思い浮かべられるでしょうか? 「天高く馬肥ゆる秋」というような「天空」ですか? それとも「…

2019/11/11

空としての広がりを!/《ふぁんそん気功講話》4

●「ふぁんそん」の体感 ちょっと面白い実習をしてみましょうか。 何の実習かと言えば、それは胸板呼吸です。 実際の呼吸ではなく、息を胸の中に吸い入れた…

2019/11/4

自律神経のバランスを調えましょう!/《ふぁんそん気功講話》3

●恐怖が自律神経に働きかけた 一人の女性が夜道を歩いていました。 すると、後ろから誰かが付いてきている気配がします。 確かに歩調を合わせて靴音が着いて…

2019/10/28

ふぁんそんを日常の取り組みに!/《ふぁんそん気功講話》2

●僕の思い みなさん、こんにちは! 今回は、僕(和気信一郎)が普段から願っていること、みなさんにも実践して戴きたいこと、つまり、僕自身が日頃から心掛…

2019/10/21

病気のことは忘れて、気の心地よさに没頭せよ!/《ふぁんそん気功講話》1

●ごあいさつ みなさん、こんにちは。 今回から、新たに《ふぁんそん気功講話》というタイトルで、「ふぁんそん気功」についてのお話をさせて頂くことに致し…

2019/10/14

気功治療への道案内/十四日目(最終回)

◆修練に励みましょう 季節は移り、既に10月の声を聞いていた。 私の講習への依頼が幾つか入り、二人の娘たちとの時間的な折り合いがつかず、静観塾も少し間が…

2019/10/7

気功治療への道案内/十三日目

◆本治法に用いる経穴(ツボ)の名称と部位 台風15号が関東を襲った。 暑さは続いていた。 茉奈と佳与が元気な顔を現した。 私は、再度、基本の復習をしておく…

2019/9/16

プロフィール

16

達人に質問をする

鍼灸師・気功法講師。

和歌山県出身。日本福祉大卒。名古屋市内に鍼灸院「和気」を開院(2015年、閉院)。林茂美師に師事し気功を習得。愛知県名古屋盲学校専攻科非常勤講師(2016年退職)

現在は名鉄カルチャースクールにて講師活動のほか、名古屋市内にて各種の気功講座、気功教室を担当。

また、2013年より京都、妙心寺内大心院にて気功講習会を開始。現在に至る。

趣味は、陶芸、京都・奈良ウォークなど。

ピックアップ

  • 中日ボイス『会社の忘年会、あなたは出る?出ない?』
  • 会員登録
  • ログイン
今日の天気(11:00発表)
名古屋
晴れ後曇り
11 ℃/--
東京
曇り
10 ℃/--
大阪
曇り
10 ℃/--
  • 東名, 東名阪道, 名古屋高速で渋滞情報あり。
  • 登録路線が未設定です。

企画特集(PR)

  • 公式 Twitter はこちら
  • 公式 Facebook はこちら
クラウドファンディング 夢チューブ 中日新聞
東京新聞 電子版
中日新聞の人材研修 ビジネストレーニング「ビズトレ」
中日販売サポート
東海テレビ 庄野アナと 新聞を音読してみよう!
中日防災ナビ
こどもウイークリーのこーなー
過去の企画・特集