比叡山・みろくの石仏 〜 素敵な気の場 13 〜 2017/6/12

今回は比叡山にやってきました。
最初に向かったのは西塔という区域です。

【真奈】
わたし、比叡山って初めて!

ロープウェイの山頂駅に降り立った真奈さんが大きな声を上げました。

【由香】
京都駅から色んな電車に乗り換えて来たよね。

【佳世】
まず奈良線で東福寺に行き、そこで京阪電車に乗り換え出町柳に行ったでしょう?次に、叡山電車に乗り換えて八瀬遊園に行き、そこからケーブルとロープウェイを乗り継いで山頂まで来たんですよね。

【真奈】
遠かったー!

私たちは5分ほど歩き、シャトルバス乗り場に行きました。

【由香】
また、バスに乗るんですか?

【静観】
西塔というところまでね。

【真奈】
比叡山延暦寺じゃないの?

【静観】
比叡山延暦寺は、東塔、西塔、横川という三つの地区に分かれていてね、有名な根本中堂は東塔の中堂、つまり本堂なんですよ。

【由香】
てことは、今から行く西塔ってとこにも本堂があるんだよね。

【静観】
西塔には、中堂である釈迦堂や、朱色が綺麗な担い堂などがありますよ。

私たちはバスに乗って西塔というところまで行きました。バスを降り、アスファルトの坂道を降りていくと、道幅の広い山道に突き当たり、左手が西塔地域で、すぐに拝観料(入山料)を払うところがあります。
そこを過ぎると老杉が林立する向こうに丹塗りの美しい担い堂が見えてきます。

【佳世】
二つのお堂が対照的に建っていて、その間が渡り廊下でつながれているんですね。

【静観】
右側の法華堂と左側の常行堂が渡り廊下でつながれていて、その渡り廊下を弁慶が肩に担いだという伝説から、二つのお堂を合わせて「にない堂」と呼ばれているんですよね。
少し難しい話をすれば、今では考えられないかも知れませんが、南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経が同じところで修行していた訳で、つまり、延暦寺が仏教の総合大学的な存在だったということなんですよね。

【真奈】
ふーん。

【由香】
わかった?

【真奈】
ん?(笑)

私たちは渡り廊下の下をくぐって、長い石段を降りていきました。

【由香】
あれが釈迦堂ですか?

石段の途中から正面に重厚な屋根を持ったお堂が姿を現しました。石段を降りて、お堂前の大きな広場に立ってみると、釈迦堂は、それはそれは大きなお堂でした。

【佳世】
ここが先生のお薦めスポットなんですね?

【静観】
そうですね。
根本中堂のある東塔の方は観光化されていて、バスツアーや修学旅行の人たちも多く、余り落ち着けるところがないので、全体としては西塔の方が好きですね。

【真奈】
ここ全体が素敵な気の場?

【静観】
そうなんですが、もう少しポイントとしてご紹介しようと考えています。

【由香】
じゃぁ、最初は、あの釈迦堂の中?

【静観】
いいえ、最初は、「みろくの石仏」というところに行きましょう。

そうして私たちは、釈迦堂の左横を通って、裏の山の中に入っていきました。道は狭いけれど、案内板があるので道に迷うことはありません。 5分くらいで「みろくの石仏」に着きました。

【由香】
あれ!

由香さんが指を指しました。そこには顔も消えてしまったけれど、肉付きのよい仏様が坐っていました。

【静観】
ここが最初にご紹介したい素敵な気の場です。

【佳世】
森の中にポッカリ空いた気の場ですね。

私たちは、その場に立ったり、歩いたり、石仏に触ったりして、その場の気を楽しみました。
誰も、何かの気功を一緒にしたいとは言いませんでした。
それほどに心を引きつける空間だったのでしょうね。

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プロフィール

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鍼灸師・気功法講師。

和歌山県出身。日本福祉大卒。名古屋市内に鍼灸院「和気」を開院(2015年、閉院)。林茂美師に師事し気功を習得。愛知県名古屋盲学校専攻科非常勤講師(2016年退職)

現在は名鉄カルチャースクールにて講師活動のほか、名古屋市内にて各種の気功講座、気功教室を担当。

また、2013年より京都、妙心寺内大心院にて気功講習会を開始。現在に至る。

趣味は、陶芸、京都・奈良ウォークなど。

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