【お悩み相談室その76】「あなたは一言多い」と言われるがその自覚がない 2018/2/4

「よおっ! 久しぶりだなあ」

「おお、おまえか。4、5年ぶりだなあ。今、何してんだよ?」

「歩いていたら、おまえとばったり会ったもんで話しているところさ。そういうおまえこそ、何してんだよ?」

「偶然だな。おまえと全く同じだよ」

こんな場面に出会ったら、もう少し気のきいた会話をしたいものですね。
それでは、お悩み相談その76です。

〔悩み〕
いつもみんなから、「あなたは一言多い」と言われます。自分では、三言ほど言い足りないと思っているのですが、私の認識が間違っているのでしょうか? 有意義な誠意ある回答を、要領よくまとめてお願いします。(伊井益代・45歳 会社員)

〔回答〕
それにしても、あなたの周りにいるのは、遠慮深い人ばかりですね。「一言多い」というのは、やさしさにあふれた表現です。真実を述べれば、「あなたは三言も四言も多い」ということになるのではないでしょうか。なぜそうなのかは、あなたの相談の言葉を見れば、一目瞭然です。「有意義な」「誠意ある」回答を、「要領よくまとめて」。どれも私の胸にぐさりと突き刺さってくる言葉ばかりです。

「そんなもん、言われんでも分かっとるわい!」と反論したくても、回答者としては「もちろんですよ」と、ひきつった笑顔を浮かべながら答えるしかありません。

あなたのように、人の弱みにつけ込むような嫌な性格は、早急に直す必要がありますね。

とは言っても、あなたに「よけいな一言をやめなさい」といさめるのは、「蚊に、人を刺すな」「犬に、電柱に向けておしっこをするな」と言うようなもので、あまり現実的ではなさそうです。

そこで、こう考えてみてはどうでしょうか。「三言ほど言い足りない」を、「四言ほど言い足りない」状態に持っていくよう努力するのです。3でも4でも大して変わりはないもの。その結果、よけいな三言が二言に減って、友人からの評価はぐんとアップすることでしょう。でもまあ、あなたにはたぶん無理な注文だとは思いますけどね。

ん? ほら、私にも、あなたの「よけいな一言病」がうつってしまったではありませんか。

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プロフィール

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お笑い作家

「寒」いギャグを飛ばしているうちに、「一」番「光」り輝く日が「来」るだろうという願いを込めて、「寒来光一」と名付けた。

1999年、「読む漫才」をテーマに、執筆活動を開始。3年後に脱サラして、本格的に執筆活動に取り組み始める。

著書は、ジョーク集『ああ、笑いの投稿者たち』『人生によく効く笑いのクスリ』、エッセイ『寒来光一のいいっちゃもんノート』、読む漫才集『それでも地球は笑っている』など。

座右の銘は「一笑一会」。モットーは「寒いギャグで、地球温暖化防止を」。

ブログ「寒来光一の日替わり笑話」の更新を、10年間フウフウ言いながら、辛うじて毎日続けている。

日本笑い学会会員。福岡県北九州市在住。宮崎県延岡市出身。

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