体感に没頭することでステージは上がっていく(静観塾二回目) 2018/1/22

【静観】
多摩さん、舞さん、こんにちは。

【多摩、舞】
こんにちはー!

【静観】
さて、肩の中の感覚を体感しながらのスワイショウはどうでしたか?

【多摩】
肩に腕がふら下がって、だらーんとして、ただ揺れているだけという感じだったんですが、何故か、手足の先が温かくなってきて、気持ちが、どうしてもその感覚に行ってしまい、気持ちを肩に戻すことに一生懸命になってしまいました(笑)。

【静観】
そうでしたか・・・。
じゃあ、これからは、手足の先が温かくなってきたら、その温かさを心地よく感じたままで続けてみて下さい。

【多摩】
それでもいいんですか?

【静観】
はい、いいですよ。
多摩さんは次のステージに移ったんですよ。

【舞】
スワイショウだけでもステージって、あるんですか?

【静観】
勿論、肩の中の揺れを体感するところから始める訳ですが、脳や体が気功的に変化していく時間が早くなっていくので、少しずつ体感できるところも変わっていくんですね。
ところで、舞さんはどうでしたか?

【舞】
わたし、肩の力が抜けて揺れているなんて感覚、なくて、つい、振ってしまうし、この後、なに食べようとか、あっ、あれするの忘れてたーとか、雑念ばかりで、肩に気持ちを持って行くのに苦労してました(にが笑い)。

【静観】
そうですかー。
だったら、そうですねぇ、肩の中の揺れだけではなく、例えば、胸板から腕の付け根辺りまでの皮膚の動きや、背中側の肩甲骨の動きを体感してみるなど、スワイショウによって動かされているところで、舞さんが一番感覚のつかみやすいところの感覚を体感しながら続けてみるといいですよ。

【舞】
肩の中か胸板側か肩甲骨かの三つの中の感覚のわかりやすいところのどこか一つでいいんですね?

【静観】
はい、それで、もう一週間、修練して下さいね。

【舞】
はい。

【多摩】
わたし、さっき、ステージがかわったみたいなこと、言われましたが、どう変わったのか、教えて頂けませんか?

【静観】
それをお話するには、わたしが開発した気功への導入法の理論をお話しなければなりませんが、それは後日、じっくりとお話しすることにして、 ざっくりと言えば、

1、受動的な動きの体感に没頭する。
2、脳がリラックスしてくる。
3、自律神経が副交感神経モードに変わっていく。
4、手足の末端の血管までゆるみ、膨らんでいく。
5、手足の先に血液が流れ込み、皮膚温や指の中の温度が上がる。
6、その温かさを体感出来てくる。

と、まぁ、多摩さんは、その辺りまで、気功が深まってきたということでしょうね。

【舞】
多摩さん、すごいなぁ!

【多摩】
すごくなんか無いわよ!
肩の揺れを体感しながらスワイショウをしていると、独りでに手が温かくなってきただけよ。

【舞】
そうなの?
自分で「温かくなーれ!」なんてこと、思わなかったの?

【静観】
思っちゃダメなんですよ。
意識的にそうしようなんて思わないで、ただ、自分のしていること、その感覚に没頭していくことが、独りでにステージを上げていってくれるんですね。

【舞】
そうなんだ。
じゃぁ、わたしは余分なことを考えないで、肩の揺れや、胸板の皮膚や、肩甲骨の動きを体感し続けることだけに没頭していけば良いんですね。

【静観】
そう、そこをクリアさえすれば、後は一定の段階までは直ぐに体感できるようになりますからね。

【多摩】
では、わたしは、手や足の指辺りの温かさを体感しながらスワイショウを続けていけば良いんですね?

【静観】
はい、そうです。
では、二人とも、次の課題が明らかになったところで、今日の「静観塾」を終わることにしましょう。

【多摩、舞】
ありがとうございました。

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鍼灸師・気功法講師。

和歌山県出身。日本福祉大卒。名古屋市内に鍼灸院「和気」を開院(2015年、閉院)。林茂美師に師事し気功を習得。愛知県名古屋盲学校専攻科非常勤講師(2016年退職)

現在は名鉄カルチャースクールにて講師活動のほか、名古屋市内にて各種の気功講座、気功教室を担当。

また、2013年より京都、妙心寺内大心院にて気功講習会を開始。現在に至る。

趣味は、陶芸、京都・奈良ウォークなど。

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