【お悩み相談室その77】部下が誤字だらけの退職届を提出してきた 2018/2/11

ひとくちに人間関係といっても、いろいろな世界があります。

「なあなあ主義」は、なれ合いの世界です。
「まあまあ主義」は、許し合う世界です。
「やあやあ主義」は、励まし合う世界です。
「わあわあ主義」は、はしゃぎ合う世界です。
さて、どの世界の笑いが1番気持ちがいいのでしょうね。

それでは、お悩み相談その77です。

〔悩み〕
お気に入りの部下が、いきなり退職届を提出してきました。一応預かったのですが、見てみると誤字だらけなので、どう処理したものかと悩んでいます。(戸目益造・54歳 会社員)

〔回答〕
「誤字だらけ」ということは、まさか「大食届」にはなっていないでしょうね。万が一、そう書かれている時には、食べ放題の店でごちそうをふるまってやり、書面を、じゃなかった考えを改めるよう説得してみましょう。

「一身上の理由」が、「一心上の理由」や「二身上の理由」となっているぐらいは、許容範囲だと思います。寛大に見逃してやってもいいのではないでしょうか。

しかし、退職の日付が、「平成」ではなく「明治」や「慶応」になっていたり、本人の名前が「さすらいのジョニー」などのニックネームで書かれていたりしたら、やはり訂正を求める必要があるかもしれませんね。

会社や社長の名前が誤っている場合には、要注意です。会社への不満から、わざとそう書いている可能性が高いからです(ただし、日ごろからいつも間違えている場合には、この限りではありません)。

いずれにしても、「お気に入りの部下」とある以上、あなたとしても何としてでも引き止めたいわけですよね。そこで、次のようなメモを添えて、退職届を突き返してやりましょう。

「一字でも謝った字が欠かれた退職届を浮け撮るわけにはいかない。顔を荒って出治して気なさい」

似たもの同士。きっとあなたの本意が部下にも伝わり、辞意をひるがえしてくれるはずです。

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プロフィール

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お笑い作家

「寒」いギャグを飛ばしているうちに、「一」番「光」り輝く日が「来」るだろうという願いを込めて、「寒来光一」と名付けた。

1999年、「読む漫才」をテーマに、執筆活動を開始。3年後に脱サラして、本格的に執筆活動に取り組み始める。

著書は、ジョーク集『ああ、笑いの投稿者たち』『人生によく効く笑いのクスリ』、エッセイ『寒来光一のいいっちゃもんノート』、読む漫才集『それでも地球は笑っている』など。

座右の銘は「一笑一会」。モットーは「寒いギャグで、地球温暖化防止を」。

ブログ「寒来光一の日替わり笑話」の更新を、10年間フウフウ言いながら、辛うじて毎日続けている。

日本笑い学会会員。福岡県北九州市在住。宮崎県延岡市出身。

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