【お悩み相談室その84】パスタ店で、メニューの番号だけで注文したら怒鳴られた 2018/4/1

「南極点に人類で初めて到達したのは誰?」
「アムンゼン」
「ピンポ〜ン。でも、アムンゼンはなぜそこが南極点だということが分かったんだろう?」
「『ここが南極点です』と書かれた看板が立ってたんじゃないの」
「なるほど」
って、納得しちゃダメですよ!

では、一笑いしていただいたところで、「お悩み相談その84」です。

〔悩み〕
パスタの店で、注文をした時のことです。メニューに番号が書いてあったので、「38番をお願いします」と言うと、「ちゃんと料理名を言ってください!」と怒鳴られました。突然のことなので、「ペペンロンロンチチーノ」とかんでしまい、大恥をかいてしまいました。なぜこんな目に遭わなければならないのでしょうか?(那野理益代 26歳・会社員)

〔回答〕
人生の試練というものは、突然襲ってくるものなのですね。まさかパスタの店に入ってそんな目に遭うとは、よほど日ごろの行いが悪かったのでしょう。心よりご同情申し上げます。

それにしても、メニューに番号が記してあるのに「料理名を言え」とは、理不尽もいいところです。それでは番号をつけた意味がなくなり、つけられた番号たちも悔し涙を流していることでしょう。

そう言えば、野球選手にも背番号というものがついていますね。しかし、アナウンスで紹介する時は、選手の名前が読み上げられ、最後に背番号がおまけという感じで付け加えられています。間違っても、背番号だけ単独でということはありません。

そう考えると、パスタ店側の気持ちも何となく理解できるような気もします。番号だけで注文されたら、適当に手を抜いて作ってやれという本能が働いてしまうのかもしれません。

ところで、肝心の料理の味はいかがでしたか? 何も触れられていないところをみると、きっと満足できる味だったのでしょう。

料理名をすらすら口にするような通ぶる客よりも、あなたのようにかんでしまうウブな客の方が、新鮮な感じがして店の側にとってもうれしいものです。

きっと腕によりをかけて、とびっきりの味を提供してくれたのでしょう。万事めでたしではありませんか。

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お笑い作家

「寒」いギャグを飛ばしているうちに、「一」番「光」り輝く日が「来」るだろうという願いを込めて、「寒来光一」と名付けた。

1999年、「読む漫才」をテーマに、執筆活動を開始。3年後に脱サラして、本格的に執筆活動に取り組み始める。

著書は、ジョーク集『ああ、笑いの投稿者たち』『人生によく効く笑いのクスリ』、エッセイ『寒来光一のいいっちゃもんノート』、読む漫才集『それでも地球は笑っている』など。

座右の銘は「一笑一会」。モットーは「寒いギャグで、地球温暖化防止を」。

ブログ「寒来光一の日替わり笑話」の更新を、10年間フウフウ言いながら、辛うじて毎日続けている。

日本笑い学会会員。福岡県北九州市在住。宮崎県延岡市出身。

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