養生気功を人生の土台に(静観塾11回目) 2018/4/30

【静観】
今回から養生気功を深めていくための視点を少し変えてみましょうか。

【多摩】
視点を変えるって、どんな風にですか?

【静観】
人々の健康の回復、維持、増進に寄与できる養生気功を沢山の人たちの中に普及させていくためには如何なる理論と技を身につけ、如何なる人生を歩む必要があるのかについて、一緒に考えてみたいと思っているんです。

【舞】
先生、そんな難しい話、私にもついていけますか?

【静観】
勿論です。
養生気功は単なる健康法でも、ましてや単なる運動法でもないんですね。

【舞】
健康法ではない?

【静観】
勿論、健康法には違いないんですが、それだけではなく、生活に根ざして、私たちの人生の師となり友となり、生老病死を支えていく役割を持っていると私は考えているんですよ。

【多摩】
養生気功は生活そのものや人生を下支えしていけるってことですか?

【静観】
そういう養生気功を目指す必要があるというくらいに私は考えているんですよ。
だから、私たち養生気功を学び実践している者は養生気功を生活や人生の土台、礎になるように高めていく必要があるんですね。

【多摩】
私にも出来るでしょうか?

【静観】
そんなに難しいことではなく、私たち自身が気功的な生活をし、気功的な人生を歩んでいくことによって、周りの人たちみなさんが養生気功に親しんでくれるようになるってことなんですよ。

【舞】
私たちが養生気功を楽しんで、日々を元気に明るく生きていけば良い、そうなろうってこと?

【静観】
私たちが養生気功を生活や人生の土台にしてゆくためには、養生気功とは何か、何をすることなのか、私たちには何をすることが求められているのかについて、常に自らに問いかけ、自らの頭で考え、咀嚼し、実践してゆくことなんですね。

【多摩】
私たち自身が今の時点に満足し、安住していては、養生気功の素晴らしさもわかってこない、体感できないってことですね?

【静観】
私たちが養生気功を発展させていくように努めてこそ、沢山のみなさんも興味を持ってくれるようになるんだと思いますよ。

【舞】
そうだね、みんなでした方が楽しいし、勇気も出てくるよね。

【静観】
だから、私たちは一緒に養生気功の奥深さを探究していくんですよ。

【舞】
何だか養生気功のプロになるみたいだね。

【静観】
そう、私たちはプロなんです、プロにならなければならないんです。

【多摩】
プロっていうと、何かしら養生気功を仕事にしている感じがしますが・・・、先生のように。

【静観】
プロという言葉に職業人というニオイを感じるのであれば、玄人と言い換えても良いと思いますよ。

【多摩】
素人に対しての玄人ということですか?

【静観】
私たちのしている養生気功が、生業の一部であろうが、布施の心でのボランティアであろうが、養生気功を知らない素人の人に対して広めていくとなると、それはプロの領域になると思いませんか?

【舞】
もっと分かり易い線引きをすれば、私たちのように養生気功をしている人間と、まだ養生気功をしていない、知らない人との違いみたいなもんですね?
だから、知らない人から見れば、私たちは一歩前を歩いている訳ですね、こんな私でも。

【静観】
だから、お金をもらうからきちんとした理論と技を身につけなければならないけれど、ボランティアでお友達に教えるだけなんだから、適当でよいという考えは間違っているんですよね。

【多摩】
私たちは、プロとしての自覚とプロとしての素養を身につけなければならないということなんですね?

【舞】
でも、先生、私は当たり前のことですが、パーフェクトではありませんよね?
そんな私がプロって、何だか変ですよ!

【静観】
こんな風に考えてはどうでしょうか。
例えば、子供を産んだことも育てたこともない女性が出産してママとなり、その新米ママが子供と真剣に向き合い、子育てに格闘していきながら母親になっていくように、或いは、大卒の新米教師が生徒たちと真剣に向き合い、教育活動と格闘しながらプロの教師になっていくように、私たちも完了形ではなく、プロになっていくんだという進行形的な取り組みが必要なのではないんでしょうか?

【多摩】
そういう進行形的なプロとしての自覚が要るってことですね?

【静観】
そういう姿勢で養生気功に取り組んでいくと、スワイショウのような簡単な技であったとしても、空として、禅として、ふぁんそんとしての深いスワイショウになっていくんですよね。
長くなりましたので、今日は終わりましょうか。
また、連休明けにお会いしましょう!


◆京都養生気功教室

★5月13日
★ゆるめる技、気を体感する技、気を巡らせる技、気を採り入れる技などを練習します。

・第2日曜、10時〜15時
・京都、花園、妙心寺塔頭大心院
・一日→3,000円
・昼食はご持参を!
・09019816957
・kikounonakama@yahoo.co.jp

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プロフィール

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鍼灸師・気功法講師。

和歌山県出身。日本福祉大卒。名古屋市内に鍼灸院「和気」を開院(2015年、閉院)。林茂美師に師事し気功を習得。愛知県名古屋盲学校専攻科非常勤講師(2016年退職)

現在は名鉄カルチャースクールにて講師活動のほか、名古屋市内にて各種の気功講座、気功教室を担当。

また、2013年より京都、妙心寺内大心院にて気功講習会を開始。現在に至る。

趣味は、陶芸、京都・奈良ウォークなど。

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