【社会人野球】都市対抗が7月13日に開幕!球場を盛り上げる応援も楽しみ! 〜Honda鈴鹿応援団長・三好沙織さんインタビュー〜 2019/7/12

社会人野球は13日(土)から、最も大きな全国大会の「都市対抗」(第90回都市対抗野球大会)が東京ドームで始まります。アマチュア球界でトップレベルの実力をもつ選手たちが、企業や地元都市の看板を背負って戦います。

今年の東海地方の代表は7チーム。ヤマハ東邦ガスHonda鈴鹿三菱自動車岡崎トヨタ自動車王子JR東海が厳しい予選を勝ち抜きました。

さて、都市対抗の楽しみの一つが、スタンドで繰り広げられる各チームの盛大な応援です。企業チームの場合、自社の社員などで応援団が結成され、楽器やマイクなどの音響機器も用いてスタンドを盛り上げています。

中でもHonda鈴鹿は、『全開Honda』『ノンストップHonda』『熱闘鈴鹿』『スーパースター』などの応援歌が全てオリジナル。これらを耳にすると、たまらず都市対抗の季節を実感するアマ野球ファンがたくさんいます(筆者もその一人)。

今回は“都市対抗開幕スペシャル”として、Honda鈴鹿応援団の団長・三好沙織さんにインタビューでご登場いただきました!球場に名物応援歌を響かせてきた“声の主”でもあります!


■野球部が強いと、職場もさらに明るく

Honda鈴鹿硬式野球部の応援団(写真中央、黒の応援服でマイクを握るのが三好さん)

Q.三好さんが応援団に入った経緯と、団員としての経歴を教えてください。
三好:入社してすぐ、応援団のチアリーダーに誘われ、同期の女の子たちと加わりました。たまたま当時、チアが少なかった背景もありますが、楽しそうだし、入社前からやってみたい思いがありました。以来21年間、ずっと応援団に携わっています。10年目が過ぎたころから、マイクを握って応援歌を歌う担当になりました。団長になって8年目を迎えます。

Q.応援団の活動内容は?
三好:Honda鈴鹿の応援団は今年、チア、統制(男子リーダー)、音響の計20人で構成されています。都市対抗は毎年5月に予選があるので、それに向けて前年末ごろから練習を始めます。練習は主に土曜日。3月までは隔週、4月からは毎週集まります。人前に立つ以上、かっこわるいものは見せたくないですよね。演舞の列や振り付けなどをぴしっと揃えるため、動画や写真でチェックしながら練習しています。

Honda鈴鹿の応援席。写真左下の一角が応援団エリア(今年の都市対抗予選より)

Q.応援団としての楽しさや、大変なことは?
三好:野球部が強いと、職場はさらに明るい雰囲気になります。応援団としてそれに少しでも貢献できるのは嬉しいです。球場などで「応援の様子も楽しみに来た」と話してくれる人がいるのも嬉しいこと。応援団員は社内のいろいろな部署から送り出されていて、みんな業務との両立は大変ですが、職場も理解してくれています。

Q.三好さんは歌や掛け声で応援全体を仕切り、盛り上げていますが、そのコツは?
三好:予選では多い日で1500人、本戦では1万人以上が球場へ応援に来てくれます。でもまずは、応援団の近くの席にいる人たちを楽しませるつもりで盛り上げることがポイントかな。元々応援が好きな人や、ノリのよさそうな人たちが前列にいることが多いので、その人たちを引き入れるべく、目を見て合図したりしながら、近くから盛り上げていくんです。そうすると、回を追うごとに、楽しい雰囲気がどんどん周囲へ伝染していきます。私自身、1回から9回まで攻撃中はずっとマイクで歌っていることも多いですが、発声のトレーニングなどは特段せず、自然と歌い続けられました。明るい声とか、アニメ声っぽいと言われます。母親もよく通る声なので、遺伝なのかも。

■一体感を共有できる最高の応援!

三好 沙織(みよし・さおり)/1979年生まれ、三重県出身。Honda鈴鹿硬式野球部の応援団長。同社入社以来21年間、社業と並行して応援団に所属。自身のスポーツ歴は小中学生でバレーボール、高校で空手。野球は「入社するまでルールも知らなかった」と笑うが、今や東海地区の社会人野球を彩る存在

Q.Honda鈴鹿の応援の見所は?
三好:内野スタンドの最前列に設けられた応援団用の舞台は、応援団にとって神聖なエリア。野球部の選手がHonda鈴鹿の社員であるのと同様、応援団もみな社員で結成し、誇りをもって応援しています。応援歌がオリジナルなのも特徴。最近は高校野球の応援団の子から「曲を使いたい」と連絡をもらうこともあり、多くの方に気に入ってもらえています。また、都市対抗に出場するチームは、その街の代表なので、東京ドームでは鈴鹿市らしさも演出していきます。鈴鹿サーキットにちなみ、回の合間には舞台上をポケットバイクが走ります。

Q.Honda鈴鹿の試合で、印象に残っている試合はありますか?
三好:個人的には、2014年の予選の代表決定戦(3-2でJR東海に勝利)が印象に残っています。実はそれまで、4年連続で予選敗退が続いていたんです。甲元訓さん(前監督)が監督に就任した2012年に私も団長になったのですが、ともにその立場で初めて都市対抗出場を決めることができ、感動しました。今年の予選では、優勝候補にも挙がるトヨタ自動車さんを1-0で下した試合は本当にしびれたし、選手とスタンドの気持ちが今まで以上に一つになるのを感じました。

Honda鈴鹿のチームカラーで埋め尽くされる東京ドームの内野スタンド(2017年の都市対抗より)。今年の初戦は15日。

Q.最後にあらためて、Honda鈴鹿の応援のPRをお願いします!
三好:野球ファンの方も都市対抗では是非、Honda鈴鹿を一緒に応援していただければ、一体感を共有できて楽しめると思います。応援グッズ(うちわ2本、ビブス、マフラータオル)も球場でお配りしています。スタンドから一緒に、選手へ熱い声援を送りましょう!

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1984年生まれ、岐阜県出身の野球ライター。東海地区を中心にアマチュア野球(高校/大学/社会人)を取材し、野球雑誌や高校野球部向けフリーマガジンなどで記事を発表している。2014年にはラジオ局のスポーツ番組で高校野球展望を解説するなど、エリア屈指の取材者。

年間のアマチュア野球観戦試合数は120を超える。数々の野球部を訪れ、ひたむきな球児や情熱的な指導者、工夫した練習法など、多岐にわたって取材を重ねてきた。特に、将来のプロ野球入りが期待される「ドラフト候補」をアマチュア時代から追い続けていて、中日ドラゴンズで活躍する濱田達郎投手(愛工大名電高出身)や、西武ライオンズの高橋朋己投手(西濃運輸出身)らもその一人。プロ球団のスカウトとも交流が深く、無名の好選手を“発掘”し情報交換することも。

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