1/21,28 明け方と夕方の月と惑星の接近 2020/1/18

スマホで撮影した宵の明星 2019年12月26日 グアム

 夕方の西空で宵の明星金星が、ひときわ明るく輝いている。今年も金星や他の惑星と月のランデブーを楽しませてくれる。
 1月は、まず21日に明け方の南東の空で月と火星、そして28日には夕方の西空で月と金星のランデブーが見られる。

1月20日から22日にかけて、新月前の細い月が火星のそばを通り過ぎて行く。

1月21日 月と火星
 寒さが一段と厳しくなる1月下旬のの明け方の南東の空には、もう夏の星座のさそり座が昇っている。さそり座といえば、赤い1等星アンタレスだが、意味は火星の敵。まさにアンタレスの北には火星が光り赤さを競い合っているが、やや火星の方が分が悪そう。そんな火星に1月20日から22日にかけて新月前の細い月が通り過ぎる。

1月21日には月齢25.6の細い月と火星が寄り添う。その間隔は1.9度角でなかなかの接近となる。

 月が火星に最も近づくのは1月21日で、月齢25.6の細い月が1.9度角の間隔で並ぶ。火星は今年10月に地球に接近するが、今はまだ3億km以上離れているので、明るさは1.4等と冴えない。

夕方の西空で輝く金星の近くを1月27日から28日にかけて新月後の細い月が通過する。

1月28日 月と金星
 南西の控えめな夕焼け空の中で、金星が3月25日の東方最大離角に向けてじわじわと高度を上げ、宵の明星としての存在感を際立たしている。そんな金星のそばを新月直後の細い月が1月27日から29日にかけて通過する。

月と金星の間隔は4.5度角。月齢3.5の細い月と-4.1等の金星が7倍双眼鏡の視野に収まる。

 月と金星が最も近づくのは、1月28日でその間隔は約4.5度角。大接近とは言えないものの、7倍双眼鏡の視野にいい感じで収まる。月齢3.5の地球照を伴った優し気な月と、-4.1等の強烈な輝きを見せる金星とのコントラストが美しいだろう。

PR情報

記事一覧

2/19(水)-21(金)は凍てつく明け方の東空に注目

1年を通して最も冷える2月の明け方。とはいってもそんな凍てつくような南東の空には、もう夏の星座のさそり座やいて座が昇っている。そしてそのいて座を挟むよ…

2020/2/17

1/21,28 明け方と夕方の月と惑星の接近

夕方の西空で宵の明星金星が、ひときわ明るく輝いている。今年も金星や他の惑星と月のランデブーを楽しませてくれる。 1月は、まず21日に明け方の南東の空で月…

2020/1/18

12月26日午後太陽が欠ける!部分日食

●12月26日午後部分日食が起こる 1月6日の部分日食は、曇りがちで蜘蛛の合間からしか欠けた太陽を見ることができず、やや消化不良気味の部分日食となてしまった…

2019/12/26

12月14-15日ふたご座流星群が極大に

●ふたご座流星群とは 1月のりゅう座ι流星群、8月のペルセウス座流星群とともに三大流星群のひとつとして知られるふたご座流星群が、12月10日から18日にかけて活…

2019/12/13

くじら座の変光星ミラがいつにも増して明るい?!

秋の一つ星とも呼ばれるみなみのうお座のフォーマルハウトとおうし座のアルデバランの間は、これといった目立つ星が見当たらないが、くじらと言うには化け物の…

2019/12/5

10月末は夕方の西空が賑やか

初夏からから初秋にかけて、夜空をにぎわしていた木星と土星が西に傾き、いよいよシーズンオフが近づいてきた。とはいっても-2等の木星、0.5等の土星はまだ目立…

2019/10/29

10月11日は「十三夜」のお月見

9月13日は、中秋の名月だったが、お月見はされただろうか?名古屋では、夕方は曇りがちで名月は見えなかったが、暗くなったころには雲間からちらほら顔を出して…

2019/10/10

9月6日の夜空は月と木星・土星がランデブー

8月12日には月と土星の大接近が見られたが、9月上旬にも月と木星・土星のランデブーが見られる。

2019/9/6

8月7日は旧暦の七夕 もう一つの織姫星と彦星

7月7日は七夕。天の川の西と東に離れ離れになった織姫星と彦星が、1年に1回だけ会うことができる大切な日。ところが伝説では、雨が降ると天の川の水かさが増し…

2019/8/7

今日7月5日は一年で最も「太陽が小さい」日

近年は、その年に最も大きく目る満月をスーパームーンと言って盛り上がっているが、太陽も大きく見えたり小さく見えたりする。その理由はもちろん地球が太陽の…

2019/7/5

プロフィール

19

達人に質問をする

天文研究家

1953年三重県四日市市に生まれる。学生時代は名古屋市科学館山田卓先生の下で天文普及活動に参加。天体望遠鏡メーカーに勤務の後、1992年にフリーとなり星を見上げる楽しさを広めるべく、あさだ考房を設立。

天文・科学雑誌に記事を連載、単行本・プラネタリウム番組シナリオ執筆のかたわら、天文宇宙関連の講演・講座、プラネタリウム解説を行っている。

最近は、生涯教育を意識した、プラネタリウム運営支援、プラネタリウム解説指導にもかかわっている。日本天文学会会員、NPO法人アイ・プラネッツ理事長。

関連リンク

  • 会員登録
  • ログイン
今日の天気(11:00発表)
名古屋
曇りのち雨
10 ℃/--
東京
晴れ後曇り
14 ℃/--
大阪
雨時々止む
9 ℃/--
  • 現在、渋滞情報はありません。
  • 登録路線が未設定です。

企画特集(PR)

  • 公式 Twitter はこちら
  • 公式 Facebook はこちら
クラウドファンディング 夢チューブ 中日新聞
東京新聞 電子版
中日新聞の人材研修 ビジネストレーニング「ビズトレ」
中日販売サポート
東海テレビ 庄野アナと 新聞を音読してみよう!
中日防災ナビ
こどもウイークリーのこーなー
過去の企画・特集