達人に訊け!
気功実習体系・18〔パワーアップ気功〜パワフルダイエット〜・9〕 2019/5/20
T、起式(チースィー)
U、作品・仁王立ちの熊
(1)
掌を上に向け、息を吸いながら両手を脇腹に引き、手首を回して、手の甲から胸の前に回し、合掌になる寸前に小指から一本ずつ握って肘を張り、一挙に息を吐き出して、握った両手を下腹の前まで降ろす。
(2)
その形のままで、残りの息を吐き出しながら気を丹田に降ろしていく。
(3)
この動作を数回繰り返す。
(4)
「起式の形でしばらくタントウをする。
V、収功(スォーコン)
●注意点
(1)
息を吸いながら両手を腰から胸に挙げて、拳を作る間に、気を尾骨から腰椎、胸椎と上げて胸の中に入れるようにする。
(2)
最後にゆっくり息を吐き出す時は、丹田が膨らみ、その圧力で下腹が前に押し出されるように膨らみ、丹田の圧力を実感できるように。
●意義と目的
(1)
リラックスした状態からの一瞬の瞬発力を付ける。
(2)
丹田にゆっくりと気を吐き降ろすことで、キチン丹田の技を習得する。
※今回で一連の記事を終えまして、次回から、少し専門的になりますが、家族や友人の苦痛を緩和出来るような気を用いた治療法(気功治療)の話をしようと考えています。お楽しみに!
記事一覧
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ふぁんそんの正体(1)/《ふぁんそん気功講話》7
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気功治療への道案内/十四日目(最終回)
◆修練に励みましょう 季節は移り、既に10月の声を聞いていた。 私の講習への依頼が幾つか入り、二人の娘たちとの時間的な折り合いがつかず、静観塾も少し間が…
2019/10/7
プロフィール
鍼灸師・気功法講師。
和歌山県出身。日本福祉大卒。名古屋市内に鍼灸院「和気」を開院(2015年、閉院)。林茂美師に師事し気功を習得。愛知県名古屋盲学校専攻科非常勤講師(2016年退職)
現在は名鉄カルチャースクールにて講師活動のほか、名古屋市内にて各種の気功講座、気功教室を担当。
また、2013年より京都、妙心寺内大心院にて気功講習会を開始。現在に至る。
趣味は、陶芸、京都・奈良ウォークなど。
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