8/13(日)の明け方がピーク!夏の風物詩ペルセウス座流星群を見よう! 2017/8/11

星空の中を銀の糸を引くように流れる流星。今年もまたペルセウス座流星群がやってくる

★8月13日ペルセウス座流星群が極大
ペルセウス座流星群は、1月のりゅう座ι流星群、12月のふたご座流星群とともに、流星群の中で最も活発な流星群のひとつである。活動期間は、7月25日頃から8月20日頃までで、ピークはは8月12〜14日。極大時には、ペルセウス座のγ(ガンマ)星近くにある放射点から1時間に40〜50個の流星が、毎年コンスタントに出現する。流星の平均光度は明るく、途中で何度も爆発する火球も多い。また痕が見られる確率も高い。

ペルセウス座流星群は、スイフト・タットル彗星がこぼしていった塵の中に地球が突入することによって起こる

★流星は彗星が落としたゴミ
流星は、毎年決まってたくさん流れる時期があることを覚えておこう。流星の素となるチリは、彗星ととても関係が深い。実は、彗星の軌道上には彗星が通過したときに残していったチリが、たくさんばらまかれていて、そのチリが密集したところを、ダストトレイルと呼んでいる。この彗星の軌道(ダストトレイス)と地球の軌道が交差していれば、地球が毎年1回同じ日に、そこを通り過ぎるたびにチリは、地球大気に平行に突入することになる。つまり流星は、彗星が落としたゴミが、地球に降ってくる訳だ。

8月12日から14日の22時から未明にかけて、ペルセウス座から四方八方に流星が流れる

★ピークは8月12日〜14日
ペルセウス座流星群は、スイフト・タットル彗星を母天体に持つ流星群。極大日は、8月12日〜14日に訪れ、ペルセウス座が北東の空に姿を見せる22時ごろから明け方まで、観望することができる。とくに放射点が北東の空高度50°に達する2時ごろからは、たくさんの流星が四方八方に流れるだろう。しかもペルセ群は、チリが高速で地球大気に突っ込むため、明るい流星が多いので、華やかさでもピカイチ。

ピークになる日を極大日と言って8月13日明け方。たくさん見たいなら、この極大日をはずさないことだ。見る方向はどっちでもいいが、効率よく見るには放射点の方向を無くのがベストだ。

流星群の条件の良否は、ほぼ月明かりがるかないかで決まる。今年は満月過ぎの月が・・・

さて、ペルセウス座流星群の極大日は、ペルセウス座が北東の空に姿を見せる22時ごろから流れ始め、放射点が北東の空高度50°に達する2時ごろからは、たくさんの流星が四方八方に流れるだろうと期待が高まる。しかし残念なのは、満月過ぎの月がうお座付近で夜空を照らして暗い星を見えなくしてしまっていることだ。こうなると暗めの流星も月明かりでかき消されてしまい、見える流星の数は減ってしまう。

ただペルセ群は高速で地球大気に突っ込むため、明るい流星が多いことがせめてもの救い。1時間当たり10個〜20個の流星を見ることができるだろう。しかも月明かりのせいで、山間地でも市街地でも星の見え方はそんなに変わらない。つまり、自宅からの観望で十分であるともいえる。

とにかく晴れることを祈ろう。

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天文研究家

1953年三重県四日市市に生まれる。学生時代は名古屋市科学館山田卓先生の下で天文普及活動に参加。天体望遠鏡メーカーに勤務の後、1992年にフリーとなり星を見上げる楽しさを広めるべく、あさだ考房を設立。

天文・科学雑誌に記事を連載、単行本・プラネタリウム番組シナリオ執筆のかたわら、天文宇宙関連の講演・講座、プラネタリウム解説を行っている。

最近は、生涯教育を意識した、プラネタリウム運営支援、プラネタリウム解説指導にもかかわっている。日本天文学会会員、NPO法人アイ・プラネッツ理事長。

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