今年もたくさん流れる?!12月14日ふたご座流星群が極大 2018/12/13

毎年12月14日に極大を迎えるふたご座流星群

 1月のりゅう座流星群、8月のペルセウス座流星群とともに三大流星群のひとつとして知られるふたご座流星群が、12月10日から18日にかけて活動する。しし群やペルセウス群のようなハデさはないが、毎年コンスタントに1時間あたり20個から30個流れるのが特徴だ。おまけにふたご座は冬の星座であるうえ、放射点がα星カストルのすぐそばにあって、ほぼ天頂を通過するために、一晩中観望・観測することができる。それに太平洋側では空気が乾燥して透明度が良くなるので、暗い流星まで見えるというメリットまである。

ふたご座流星群の元となる塵は、小惑星パエトンがばらまいた

 このように、ふたご座流星群はメジャー流星群のひとつだが、その歴史は比較的浅い。最初にこの群に気が付いたのは、1862年イギリスのグレッグだといわれている。そのころは出現数はさほど多くはなかったが、年とともに徐々に増加してゆき、最近は1時間あたり70程度になり、ペルセウス群を凌駕するようになってきた。流星は、小さなチリが地球に衝突することによって起こる発光現象だが、ふたご座流星群の元となる塵をばらまいたのは、小惑星パエトンと言われている。

14日23時30分以降は、月明かりなしの最高のふたご座流星群日和となる

 さて、流星群は、月明かりのない満天の星空でウォッチングするのが最高だが、今年の極大日は、12月14日21時と予想されている。残念ながら極大時刻頃は、上弦の月が夜空を照らすが、23時以降は月が沈んでしまうので、月明かりのない最高の流星ウォッチング日和となる。月が出ている間は、月が視界に入らないように、建物や木立でさえぎって、月明かりが直接眼に入らない方向を向いて観望するといい。

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天文研究家

1953年三重県四日市市に生まれる。学生時代は名古屋市科学館山田卓先生の下で天文普及活動に参加。天体望遠鏡メーカーに勤務の後、1992年にフリーとなり星を見上げる楽しさを広めるべく、あさだ考房を設立。

天文・科学雑誌に記事を連載、単行本・プラネタリウム番組シナリオ執筆のかたわら、天文宇宙関連の講演・講座、プラネタリウム解説を行っている。

最近は、生涯教育を意識した、プラネタリウム運営支援、プラネタリウム解説指導にもかかわっている。日本天文学会会員、NPO法人アイ・プラネッツ理事長。

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