大学にかかる費用とその捻出方法 2013/4/5

4月に入り、初々しい新入生が大学生活を楽しみにしているようです。今回は、人生の中で最も高い教育費用である、大学にかかる費用とその捻出方法について知っておきましょう。

以前に教育費がいくらかかるかをコラムで書きましたが、今回は特に大学にだけに限ってみてみましょう。大学の費用と言っても単に授業料だけではありません。受験にかかる費用(受験料、交通費や宿泊費)、入学金、授業料、学校納付金がまずは必要となります。

また下宿をする場合は、東京などは住宅費が高いので住居費として10万円、これとは別に生活費を仕送りしている親もいます。地方なら住居費を含めて仕送り金は8万円程度を目安に。

ただし最初は敷金・礼金等が必要な所もあり、1人暮らしが初めてなら冷蔵庫、ベッド、たんす、炊飯器などなど、ありとあらゆるものが必要となってきます。平均29万円も購入しています。新品を買って卒業の時にドッと粗大ゴミで捨てていく学生も多々います。もったいないですね。何もかも新品で揃える必要はありません。

大学によっては、卒業する4年生のモノを貰えたり、リサイクルしている所もあるので利用しましょう。入学までにかかった費用は、自宅生は120万〜130万円、下宿生の場合、国公立で160万円、私立は200万円にも上ります(「保護者に聞く新入生調査報告書」2012年)。

ただこれだけでは済まず、新学期が始まると各講義で教科書や実験等の教材費用が15万円〜17万円もかかります。いわゆる修学費、課外活動費と通学費を加えると平均1ヵ月13000円です。

このような費用に対処するのは、以前にご紹介した「こども保険」(学資保険)ですが、これは子どもが生まれた時に加入する場合が多く、月5千円なら18歳時に約100万円、月1万円なら約200万円を準備できるというもので、途中で親に何かがあっても、その後の保険料は支払わなくても、満期保険金が全額受け取れます。

国公立大学なら学費は4年間で250万円ほどなので100万円なら4割、200万円なら8割を準備できます。私立大学なら520万円はかかるので、100万円では少し足りないですね。

足りない場合は、奨学金制度を利用しましょう。日本学生支援機構が有名ですが、私立の場合は大学独自の奨学金制度もあるようです。今や多くの学生が利用している奨学金制度ですが、これも借金なので、就職してから延々と返済しなければなりません。

親の収入・所得に上限があります。借りる金額も利息付きの場合3万円〜12万円の設定額から選べますが、高く設定しすぎると返済が大変なので、授業料分のみと決めて、遊ぶお金はアルバイトで賄いましょう。比率は、仕送り6割、奨学金2割、それ以外をアルバイトで賄うつもりでやりくりします。

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【収入】
月給:
【その他収入】
ボーナス:
【支出】
食費:
住居費:
被服費:
光熱・水道費:
教育:
家具・家事用品:
教養・娯楽:
保健・医療:
交通・通信:
【その他支出】

交際費や小遣いを別に設けている場合はそちらも記載してください。多少項目名が異なっても構いません。年払いの費用、貯蓄額、負債額(住宅ローン等)も記載してください。家族構成と年齢、具体的な相談内容も記載していただけるとより詳細なチェックが可能です。

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岐阜大学教育学部教授・博士

京都市生まれ。ノートルダム女子大学(京都)文学部卒業。大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了。

現在、岐阜大学教育学部教授・博士(学術)、放送大学客員教授。

家庭経済学、家庭経営学、家族関係学、アーミッシュ研究等の講義を担当。

放送大学ではラジオで「生活経済学」の講義を担当(2012〜2016年)。

主な著書 『ちほ先生の家計簿診察室』(名古屋リビング新聞社2002年)、名古屋リビング新聞社、大阪リビング新聞社で家計簿相談を20年ほど担当。

『お金と暮らしの生活術』(昭和堂2012年)、『仕事・所得と資産選択』(放送大学教育振興会2008年)、『アーミッシュの謎』(共訳、論創社1996年)、『アーミッシュの学校』(共訳、論創社2004年)、『アーミッシュの昨日・今日・明日』(共訳、論創社2009年)、『生活経済学』(放送大学教育振興会2012年)など。

趣味:毎日家計簿をつけること。ただし買い物好きなので家計チェックは自分にはあまり生かせていないかも・・・・・

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