韓国って「内面」より「顔」が大事?!〜その4〜【前編】 2019/4/6

前回記事 韓国って「内面」より「顔」が大事?!〜その3〜

前回の「負け組女性」に求められた結婚の重要な条件に続き、今回からは「勝ち組女性」に求められた結婚の重要な条件をご紹介!!

「この世(此岸)」と「あの世(彼岸)」を合わせて「朴」が一番尊敬している女性は「朴の亡き母」。「此岸」と「彼岸」を合わせた「彼此岸」で「朴」が一番尊敬している男性は「朴の母方の祖母の妹の夫」。

「朴」は「首都(ソウル)」に住んでいた為か、韓国の国家レベル的な「V.V.I.P.(very very important person)☆超重要人物」と言われる方々に会えるいや、いや、偶然見かけるチャンスが多かった。

来日後は「都(東京)」ではなく、ず〜っと「名古屋」に住んでいる為か、日本の国家レベル的な「V.V.I.P.」に会える、いえいえ、見かけるチャンスは滅多にない。

とは言っても、「朴」が「翻訳・通訳」の仕事をしていた頃は、「韓日親善」やら「韓日反目」やら、仕事絡みで名古屋または中部地域の「V.V.I.P.」と言われる方々と同席させて頂いたり、ちょっとした私語を交わしたりした事はそれなりにあった。そして、「教える仕事」がメインとなった現在は、「朴」が出講している「大学」や「文化センター」などで「インテリ」に出会えるチャンス多いし。(^_-)-☆

でもさあ〜、「朴」は「男性 + 女性」「韓国 + 日本」「あの世 + この世」トータルで「朴の母方の祖母の妹の夫」である「★ Kお爺さん ★」のような素晴らしい人には出会った、いいえ、いいえ、見かけた覚えがないの。

ウ〜ン、何と描写すればいいのかなあ〜
高身長でイケメンの「Kお爺さん」の風貌は、まるで堂々と流れる「アマゾン川」、壮大なる「エベレスト山」の如く凄い威容!!表情はとてもソフトで立振る舞いは超超チョ〜優雅なのになかなか近寄れない威厳あり。

「中国語・日本語・英語」+「ドイツ語も?」と言ってたかな〜ともかく、外国語が堪能でしかも、「漢詩・書画」に優れ、「儒家」としての人文的教養を身に付けた朝鮮半島の典型的な「文人」でありながら「経済界」の大物。

「容姿・知識・品格」をともに備わった「Kお爺さん」をその息子である「★ Y叔父さん ★」は「神様」のように崇めていた。「朴」も同様!!

※)祖父母には「父方の祖父母」と「母方の祖父母」があります。それで、ただ「祖父母」と言ったのではどちらか分からない場合、韓国語の方では「父方の祖父母」には「親(친)チン」という字を「母方の祖父母」には「外(외)ウエ」という字を上につけてはっきりさせます。要するに、「親」は父系血縁関係であることを「外」は母系血縁関係であることを添える「接頭語」。(例:親祖父・親叔父、外祖母・外叔母など)ちなみに、「外祖母の姉妹」は「(外外)尊姨母 ☆ 大伯母・大叔母」と言います。

「朴の母」は無口な人。「外祖母」も寡黙なタイプだったので過ぎ去った日々を思い返し、細々と話すことは滅多になかった。ところで、ど〜ゆ〜訳か、「朴」が20代半ばだったとある日、「外祖母」が自分の嫁いできた頃の話を聞かせてくれた。

【私は4姉妹だった。その中の一人は「大地主」の家に嫁いだが、まだ若いうちに亡くなってしまった。

私が「權(권・クォン)家」に嫁にきた時、「家事」を手伝う「奴婢(使用人)」が5名いた。農作業などを手伝う「耕作人など」は別にいてね。

「私の夫」は「銀行マン」だったが、夫が取引先に貸し付けた融資が返済して貰えなくなり、銀行側に多大な損失を与えた事にショックを受け、夫は「脳出血(?)」を起こし、寝たきり状態となり、遂には亡くなってしまった。】

そんな訳で「外祖母」は「朴」がこの世に生まれてきた時は、既に3姉妹となっていた。(若いうちに亡くなった人は四姉妹の中で何番目だったのか、聞いたけど忘れちゃった。)

「朴の外祖母」は「★ 次女 ★」。「대구(テグ)大邱」に住んでいたが、訳あり上京し、自分の「娘 + 婿」(朴の両親)と同居していた。「三女(大叔母)」も「ソウル」に住んでいたので「三女」にはたまに会っていたが、「長女(大伯母)」はソウルから離れた「대전(テジョン)大田」に居住していた為、なかなか会う機会がなかった。

「朴」が幼い頃、「長女」に会った事があるか、どうかは全く記憶にない。でも、「朴」の少女時代の頃、「長女」が何かの所用でソウルまで来た事があり、渋系の民族衣装をまとった「長女」の姿を偶々見かけた事は鮮明に覚えている。

「朴」の外祖母である「次女」と「三女」は背が高く、体全体がしゃっきりしていて物腰が毅然としていた。但し、「次女」は、背が高いのに前傾け姿勢で家事を行うことの多い「韓屋(伝統的な韓国の家屋)」での生活が長かったせいなのか、高齢になってからは「腰が曲がったお婆さん」になってしまったけど。

「次女」の顔の形は「卵型と面長」の中間のような形で、「三女」はどちらかと言えば「卵型」。お肌は二人とも白。「長女」の容姿はうろ覚えに覚えているけど、ほっそりしていて肌白かったような記憶あり。

「次女」は相当「威厳」があるタイプで女性らしい柔らかさにやや欠ける。「三女」は上品かつ美人で女性らしい可愛げあり。「朴」は「次女」の事も好きだったけど理想のタイプは「三女」。

しかし、「Y叔父さん」の話によると三姉妹の中、最も奥ゆかしく、高尚だった人は「長女」だったらしく、「次女&三女」にとって「長女」は頭が上がらない存在だったと。そんな訳で、恐らく三姉妹とも「美人・スタイル良し・頭良し」三拍子揃った女性。 (^_-)-☆

「朴」がまだ若かった頃はさほど興味を持たなかった「外祖母の過去の話」!祖国を離れ、外祖母は既に他界してしまった悪いタイミングで、「朴」は何気なく聞いていた「母方の祖先」の事が気になり始めた。

次の文は「朴の父ちゃん」が「朴」に宛てた手紙の内容の「抜粋・和訳文」。

【先日、君に頼まれ、君の「(母方の)祖父の妹」の家に行ってきた。「妹さん」は88才の高齢ではあるものの綺麗に年を取っていて、記憶力が良かったので「妹さん」から聞いた話をここに要約する。

(1)君の「外祖父」は、「6人(兄弟・姉妹)」の長男。頭の良い人で「大邱」にある銀行に勤めていた。
(2)君の「外祖父の父親(外曽祖父)」は、「安東」地域の「大地主」だった。
(3)君の「外祖母」は、非常に地位の高い人の娘だったので、資産家であった君の「外祖父の父親(外曽祖父)」が君の「外祖母の父親」に多大な金銭を支払い、婚姻が成立した。
(4)君の「外曽祖父」は、「腸チフス」にかかり、42才で亡くなった。
(5)銀行に勤めていた君の「外祖父」は、漁業組合を経営している親戚の保証人となり、融資をした。だが、漁業組合が経営不振に陥って貸し付けた融資が返済して貰えなくなり、そのショックで亡くなった。

☆ 君の「外祖父」の「妹さん」曰く、君の「外祖母」をお嫁として迎えてから次第に家運が傾いたと。】

その後、韓ドラ「冬ソナ」のお陰で「韓流ブーム」が起き、「朴」はせわしない日々を過ごしていたので「母方のルーツ探し」なんかすっかりさっぱり忘れていた。「韓流ブーム」も衰退し、慌ただしかった毎日がやっといつもの日常へと戻り、「朴」の「外祖母&両親」ともに他界してしまった最悪のタイミングで「朴」は再び「(母方の)ルーツ探し」。

『朝鮮時代の女性用婚礼服』朝鮮時代に描かれたと思われる作者・年代不明の絵。  画像出典:「金学洙・記念博物館」

今回のテーマとは直接関係ないんだけど、ついでだから言っちゃお〜!

「朴」の「外祖母の妹 (三女) ☆ 大叔母」の長男である「Y叔父さん(Kお爺さんの息子)」は「1922年(昭和3年)」生まれ。韓国と日本が一つの国であった時代、日本に留学していた。

英語が得意だった「Y叔父さん」だけど、当時は日本の敵国であった「アメリカ」の言語を学ぶことは禁じられており、その頃の日本でインテリと呼ばれる人とは、「ロシア語・ドイツ語」を身に付けた人だったらしく、「Y叔父さん」はやむを得ず、東京に位置する某大学で「経済学」を専攻する傍ら、某外国語大学で「ロシア語・ドイツ語」を聴講。「エコノミ」は勿論だけど、「日本語・英語・中国語・ロシア語・ドイツ語・フランス語」も堪能な「秀才」!! (*^-^)

そのような「Y叔父さん」だけど、訳ありで80才前後からは「ソウル」から「안동 (アンドン)安東」辺りに下り、一人暮らしをしていた。「朴」は大体1年に一回の頻度で一時帰国するが、帰国するたびに「Y叔父さん」の家を訪れ、「朴」の母方の祖先についての話をちょこちょこと聞いていた。

でも、「Y叔父さん」は自分の「父系のルーツ」には超超チョー詳しかったけど、「朴」の「外祖父母」についてはさほど詳しくなかった。なので、「Y叔父さん」が聞かせてくれた「朴の外祖母の三姉妹」にまつわる大まかな流れをベースに、「勝ち組(支配階級) 女性」に求められた結婚の重要な条件は何であったのか、おおよその検討を付けてみたい。

【「僕(Y叔父さん)」の「親祖父」の頭の中には当時の「科挙(文科)合格者名簿」や「名門の家系図」が入っていた。まるで「六法全書」を丸暗記している裁判官のように。そのような事は「両班(支配階級)」の役目の一部だったと言うか、何しろ、地元の「名家の事」について十分に熟知しておく事は当時の「両班」としての必須項目であった。

よって、僕の「親祖父☆(安東)權氏」」は、「都」で「高位官僚」を務めていた「(清州)鄭氏」が引退し、地元「安東」に下って来るとの情報を入手していた。

そうして、僕の「親祖母」が「贈り物」を持って「鄭氏の奥様」にご挨拶に伺ったことが切掛となり、「(安東)權家」と「(清州)鄭家」との交流が始まった。「鄭氏」は清廉潔白型「高位官僚」として知られた人物で、分相応の「簡素」な生活をしていた。なので、僕の「親祖母」は「鄭氏の奥様」と友好な関係を続けようとしてご機嫌伺いに行く度に「プレゼント」を持っていた。

「權家の長男」と「鄭家の長女」との縁談は、「当人同士」の話し合いではなく、母親同士の付き合いから始まり、「家同士」の繋がりで決まった。】

※)「科挙」とは、チョ〜簡単に言えば「官僚登用試験」。朝鮮時代には「文科・武科・雑科」に分かれていてその肝所は、
「文科」: 最も倍率が高く難しいと言われる試験だが、要職への近道。
「武科」: 試験科目は「経書・兵書(筆記)」及び「弓術・騎術・撃毬(実技)」。
「雑科」: 通訳・医学などの機能・技術職。

「Y叔父さんの親祖父」に「娘」がいたのか、どうかは聞いていないが、「息子」は3人いたみたい。参考情報として「權家の三兄弟」のプロフィールと「鄭家の三姉妹」との関係を・・・

☆「(安東)權氏の長男」: 銀行マン。銀行における最終役職は「支店長」。「朴」は会った覚えないので顔知らない。「(清州)鄭氏の長女」と結婚。
☆「(安東)權氏の次男」: 銀行マン。銀行における最終役職は「支店長」。「朴」の理想のタイプ。「(清州)鄭氏の三女」と再婚。
☆「(安東)權氏の三男」: 銀行マン。銀行における最終役職は「頭取」。「朴」は実際に会ったことはないが、韓国の重要新聞に葉書サイズ程の顔写真とともに彼に関する記事が載ったこと有り。感じのいいイケメン。「長男」の家で「三男の奥さん」に偶然会ったことあるが、「(清州)鄭氏の三姉妹」とは非血縁関係の女性だった。

★「(安東)權氏の長男」: 銀行マン。銀行における最終役職は「不明」。写真でしか見たことないが、感じのいいイケメン。名字は「(安東)權」であるが、「長女の夫・三女の夫」とは「違う家系」の息子だったよう。「(清州)鄭氏の次女」と結婚。

婚姻関係をもっと簡単に言うと、「長男」は「(清州)鄭氏」の「長女」と結婚。「次男(Kお爺さん)」は「(清州)鄭氏」の「三女」と再婚。「(清州)鄭氏」の「次女(朴の外祖母)」はこの家系ではなく、別の「(安東)權氏」の「長男」と結婚。
した訳。

ちなみに、「(安東)權氏」の「三兄弟」&「(清州)鄭氏」の「三姉妹」が生き抜いた時代は、朝鮮半島が日本国に合併されていた時代で日本政府系の銀行が朝鮮半島に進出してきた時期。「Y叔父さん」の話によると、この事に対し、朝鮮半島に「韓民族系銀行を創設することになるが、「(清州)鄭氏」の「三姉妹」の夫である「三權氏」は、「韓民族系銀行」の創立プロジェクトに関わった重要メンバーだったとのこと。

「(清州)鄭氏」の三姉妹とは婚姻関係を結ばなかった「(安東)權氏の三男」が亡くなった際、韓国の諸マスコミでは、

≪「○○銀行」の創立者であり、「○○銀行」の頭取を歴任した「權○○氏没」≫

との報道があった。

韓国って「内面」より「顔」が大事?!〜その4〜【中編】に続く

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韓国ソウル出身。韓国国会事務局退職後、1988年来日。大学で高等学校教諭1種免許(国語)取得。大学院で日本文化専攻。

名古屋市の官公庁などの翻訳・通訳人として活躍後、大学や名古屋市内の生涯学習センターなどで「コリア文化」に関する講座を担当。

現在は愛知大学、中京大学、中日文化センター、愛知大学オープンカレッジなどで韓国語講師をつとめる。

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