坐禅気功を実践しよう! 〜坐禅気功・最終回 〜 2017/2/13

【静観】
みなさん、こんにちは。 今日は前回お知らせしていましたように、坐禅気功を実習します。そして、この実習を通して「坐禅気功」の勉強を終わりにしようと思います。

【楚羅】
いよいよ坐禅気功の総まとめだね。

【嵯智】
まとめとしての実習を行なう訳ですね。

【静観】
そうです、坐禅気功の真髄的な実習です。ということで、早速始めましょう。ここからは私一人での誘導になりますので、読者のみなさまもご一緒に行なって下さい。

【坐禅気功の実習】
●座布団を二つ折りにして、その上に坐を組んで坐りましょう。
(イスに座っても構いません)

●両手の指を組み合わせ、掌を上に向け、恥骨の前で足の上に乗せます。

●腰から背中をゆっくりとしなやかに伸ばしていき、体をゆるめるように軽く前後左右に揺らした後、肩の力を抜いて、肩を降ろしながら背骨を垂直に降ろすようにして体重を尾骨側に落としましょう。

●意念(気持ち)を丹田(骨盤の中)に向け、丹田が温かくなるのを待ちましょう。

●丹田が温かくなってきたら、その丹田の空気感が膨らんでくるように感じます。

●空気感覚がおなかの中一杯に広がり、更に、わき腹からも染み出ていくような感じで腕から胸一杯に広がります。

●そして、肩からも腕の外からも、背中や腰からも、顔や頭からも染み出ていって、皮膚感覚が薄れ、外と中を隔てるバリアが無くなり、自分が大きな丸い空気になった感じで坐ります。

●そのまま心地よさを体感して、好きなだけ坐って下さい。

●終わる時は組んだ両手を離し、掌を上に向けたまま、周りの空気を集めるように横から上げていき、その空気を鎖骨の間(襟首のところ)から吸い入れるようにしながら両手を頭上から顔の前に降ろし、胸の中に吸い入れた空気を丹田に吐き降ろしながら両手を降ろして、掌を下腹に当て、再度、丹田の温かさを体感してから終わりましょう。

●手をこすったり、顔をマッサージして終わって下さい。

この形での坐り方を「空」と呼んでいます。

【柚里】
空って、空気のように広がっているという感じですね。

【静観】
そう、空というのは「無」ではなく、元々、「膨らんで内部がうつろ」という意味なんですよね。

【柚里】
空気という実体があるんですね。

【嵯智】
つまり、風船を膨らませていった時、その中の空気みたいなもので、何も無い訳ではなく、空気はあるんですね。

【静観】
しかし、風船ではないから、外のゴムは無いんですね。

【楚羅】
「五感と意識」の働きを無くしていくために体性感覚を用いて体内を体感するところから始めて、体感が出てきたら、それが温かな空気のような感じになり、それから皮膚のバリアが消えていって大きく膨らんでいくんですね。

【静観】
楚羅さん、本当によく勉強されましたね。

【嵯智】
もう、インストラクターみたいになってきたよね。

【静観】
楚羅さんがステップアップされたところで、この「坐禅気功」の勉強を終わることにしましょうか。柚里さんも、更に勉強していって下さいね。

【全員】
ありがとうございました。

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プロフィール

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鍼灸師・気功法講師。

和歌山県出身。日本福祉大卒。名古屋市内に鍼灸院「和気」を開院(2015年、閉院)。林茂美師に師事し気功を習得。愛知県名古屋盲学校専攻科非常勤講師(2016年退職)

現在は名鉄カルチャースクールにて講師活動のほか、名古屋市内にて各種の気功講座、気功教室を担当。

また、2013年より京都、妙心寺内大心院にて気功講習会を開始。現在に至る。

趣味は、陶芸、京都・奈良ウォークなど。

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