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中部ご当地キャラニュース (414/2747)

2018年10月12日 ぼくの地域回り尽力 育ての親だはぴっ

【福井】総合閉会式を前に、会期中のはぴりゅうの労をねぎらう牧田さん(左)=福井市の少年運動公園内のはぴりゅう広場で(2018/10/12 福井版)

【福井】総合閉会式を前に、会期中のはぴりゅうの労をねぎらう牧田さん(左)=福井市の少年運動公園内のはぴりゅう広場で(2018/10/12 福井版)

 9日に閉幕した第73回国民体育大会(福井しあわせ元気国体)のPRのため、各地を奔走したマスコット「はぴりゅう」。その育ての親とも言える人物がいる。県国体推進局大会推進課の牧田和也主任(44)だ。子どもたちに囲まれるはぴりゅうを眺め「これだけ愛されるキャラになってくれた。一生懸命やってきて良かった」と感慨深げに振り返った。

 はぴりゅうの誕生は2013年7月。498点の応募の中から選ばれた。同年12月には公募により名前が決定。人が覚えやすい「ぱ行」を入れた。デザインは賛否両論。「キモかわいい」と若い世代の支持を集めたが、当初はシニア世代から「ぶっさいく」と不評だった。

 牧田主任は元体育教員。11年に県庁に異動し、はぴりゅう誕生の時期から広報を任された。「とにかく地域を回ろう」と祭りの主催者にしらみつぶしに電話し、ひたすら頭を下げて出演した。当初は「はぴりゅうって何?」「なんで来た?」という反応だった。

 14年、「はぴねすダンス」誕生が転機になった。中学でダンスが必修となった時期と重なり、はぴりゅうを連れた出前講座の件数が一気に跳ね上がった。ダンスの浸透とともに、人気キャラクターの階段を駆け上がった。

 はぴりゅうをどんなキャラクターに育てるか。心掛けたのは触れ合いだった。近くに来た子どもにはかがんで目線を合わせる。シニア世代にはこちらからあいさつしにいく。「どこに行っても、触れ合いのクオリティーを下げない」を鉄則とした。

 運動会シーズンには土日のたびに一日3カ所を回った。基本的に依頼を断らない。時間と労力を惜しまず、スケジュールをやりくりした。「もう、必死でしたね」。今では「国体で終わりなんか? さみしい」と声を掛けられることが増えた。牧田主任は「その言葉が何よりうれしいです」と喜んだ。

 全国障害者スポーツ大会(13〜15日)の後のキャラクターの存続はまだ決まっていない。「いつまでも県民の身近な存在として活躍してほしい」。5年間、苦楽をともにした「最高の相棒」を見つめるまなざしは誇らしげだ。(藤共生)


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