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中部ご当地キャラニュース (422/2771)
2018年11月2日 こにゅうどうくんに投票を 悲願 日本一 ゆるキャラGP

【三重】「こにゅうどうくんを何とか日本一に」と意気込む勝手連の広田代表(中)ら=四日市市内で(2018/11/2 北勢版)
全国の企業やご当地キャラクターの人気投票「ゆるキャラグランプリ(GP)2018」に出場中の四日市市公式マスコットキャラクター「こにゅうどうくん」を応援しようと、市民らでつくる「こにゅうどうくんを日本一!!!にする勝手連」が、ウェブ投票の締め切りが9日に迫っているのを前に、投票を広く呼び掛けている。(梅田歳晴)
こにゅうどうくんは、市制施行100周年の1997年に誕生した。日本最大のからくり人形「大入道」をモチーフに、その子どもという設定。「ゆるキャラ」という言葉が知られる前から活躍しているだけに、市民の認知度は高い。
GP出場は7回目。年々順位を上げ、昨年はご当地部門で過去最高の4位に入った。今回は最後の参加と決め、トップを目指して背水の陣で臨んでいる。8月から始まったウェブ投票と、17、18の両日に大阪府東大阪市の花園中央公園である決選投票で最終的に順位が決まる。
1日時点では、こにゅうどうくんは118万8959票を獲得し、暫定1位。2位に約9万5000票差をつけているが、3位の大阪府泉佐野市のキャラクター「イヌナキン」の最近の追い上げがすさまじく、勝手連の広田耕一代表(75)は「ピンチだ。このままでは1位になれない。こにゅうどうくんにぜひ票を入れてほしい。市民県民の後押しが必要」と必死だ。
勝手連メンバーで、市内中心に店舗を展開する「おにぎりの桃太郎」(四日市市久保田一)の上田輝一社長(68)も「44年、四日市で商売をさせてもらって、なんとか恩返しをしたい思い」と力を込める。広田代表は「こにゅうどうくんが日本一になることで、四日市のイメージアップになる。市民に自信と誇りを持ってもらえる」と意義を語った。メンバーらは投票締め切りまで、知り合いを訪ねたり、連絡したりして票の上積みを図る。