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中部ご当地キャラニュース (272/2784)
2019年5月21日 改元悪用特殊詐欺 被害防止呼び掛け 栗東駅で県警など

【滋賀】啓発品を配る署員ら=栗東市綣のJR栗東駅で(2019/5/21 滋賀総合版)
特殊詐欺被害の防止を啓発する「ゆる3(さん)プロジェクト」が20日、栗東市綣のJR栗東駅で始まった。23日まで、JRの草津駅、守山駅、野洲駅の順に活動を行う。
改元を悪用して「キャッシュカードを新しくするため、古いカードを渡してください」などとだます手口が全国で広がっていることから、県警、県や各市などが協力して、特殊詐欺被害防止に取り組もうと企画した。県警によると、4月末までの被害件数は36件(前年同期比1件増)、被害総額は約7100万円(同約1600万円減)となっている。
この日は、チラシやティッシュなどの啓発品約1000セットを「特殊詐欺に気を付けてください」などと呼び掛けながら、駅利用者に配った。栗東市のマスコットキャラクター「くりちゃん」も啓発活動に参加した。21日以降も、各市のマスコットキャラクターが駅に登場する。
草津署生活安全課の岡田敏之課長は「不審な電話が来ても、焦らずに警察や周りの人に相談してほしい」と話していた。(柳昂介)