「ものづくりの愛知から自由貿易発信」 茂木外相、G20へ決意 

2019/11/18 朝刊

G20外相会合について語る茂木外相=東京・霞が関の外務省で

 二十カ国・地域(G20)外相会合が二十二、二十三両日に名古屋市で開かれるのを前に、茂木(もてぎ)敏充外相は本紙のインタビューで、自動車をはじめ日本のものづくりをリードする愛知・名古屋から、自由貿易の推進というG20の決意を訴える考えを示した。

 茂木氏は九月の外相就任後、国際会議を主宰するのは初めて。一連のG20会合の締めくくりとなることも含めて「G20議長国の集大成として、国際社会の課題解決やルールづくりで日本のリーダーシップを発揮し、メッセージを発したい」と意気込みを語った。

 名古屋で開催する意義については「愛知・名古屋は世界有数の産業集積地で日本屈指の貿易港を有し、自由貿易の推進などG20が果たすべき役割と決意を訴えるのに、これ以上の場所はない」と強調。各国の外相に対して「金のしゃちほこを頂く名城・名古屋城の下で活発な議論を」と呼び掛けていると明かした。

 会合では地元の高校生が国際社会への提言を行う。茂木氏は九月の国連気候行動サミットでスウェーデンの十六歳の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんのスピーチが話題になったことに触れて「持続可能な開発目標(SDGs)の達成をはじめ、若い世代が現状をどうとらえているのか率直な意見を聞きたい」と期待した。

 提言に臨む高校生たちには「過去と自然は変えられないけれど、未来と社会は自分たちの取り組みでいくらでも変えられる。そんな思いで会合に参加してほしい」とエールを送った。

 茂木氏は会合のテーマを自由貿易の推進とグローバルガバナンス、SDGsの実現、アフリカ開発の三つだと説明。自由貿易に関して「日米貿易協定のような二国間協定やTPP(環太平洋連携協定)11のような多国間の枠組みが、国際的な質の高いルールづくりを促すという側面も強調したい」と述べた。(大橋洋一郎)

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