新成人が五輪へ誓い 122万人に晴れの日 

2020/1/14 朝刊

(左から)西田有志さん、鈴木歩佳さん、上嶋ちひろさん

 東京五輪・パラリンピックを半年後に控えた令和初の成人の日。総務省によると、今年の新成人は昨年より三万人少ない百二十二万人で、総人口に占める割合は十年連続で1%未満となった。それでも中部地方では多くの新成人が夢の舞台を目指し、世界へ羽ばたこうとしている。

◆男子バレー新星

 「勝負の一年。周りからの期待を超える活躍をしたい」。三重県いなべ市出身で男子バレーボール界の新星として注目される西田有志さん(19)=写真(左)=は、決意を口にする。

 身長二メートル超の選手が活躍する中、西田さんは一八六センチで攻撃的なポジションのオポジットを務める。体格差はあるが、昨年十月のワールドカップ(W杯)ではサービスエース数で一位となり、ポジション別の優秀選手に選ばれた。「小さな選手がメダルを取ることで、バレーをやっている人に希望を届けたい」と話す。

 愛知県刈谷市が拠点のVリーグ・ジェイテクトに所属し、故郷の成人式は試合と重なったため欠席した。「今は我慢」と大舞台を見据えて気を引き締める。

◆新体操代表

 「必ずメンバーに選ばれて金メダルを取りたい」。岐阜県安八町出身で新体操日本代表「フェアリージャパン」の鈴木歩佳(あゆか)さん(20)=同(中)、日体大=は力強く語った。

 昨年の世界選手権で団体総合銀メダルを獲得。周囲の期待が高まる中、「最高のパフォーマンスが出せるようしっかりと調整し、毎日、やり切った練習ができれば」と話す。

 十二日に故郷で開かれた成人式に出席。新成人を代表して開会の辞を述べ、友人との再会を楽しんだ。「地元にいる時から送迎や栄養のある食事で支えてくれた」と家族への感謝を口にし「今まで支えてくれた人、応援してくれている人に演技で恩返しをしたい。金メダルを安八町に持って帰りたい」と誓った。

◆聖火ランナー

 聖火ランナーに選ばれた福井県鯖江市の上嶋ちひろさん(20)=同(右)=は「支えてくれる人たちに感謝しながら走りたい」。

 地元の障害者女子バスケットボールチームの副主将で、会社勤めの傍ら、チームの中核を担っている。「日本代表になるのが夢」と目標を語る。

 聖火ランナーには、「またとないチャンス。トーチを持って走ってみたい」と応募し、見事に射止めた。「チームの代表として、試合で応援してくれる人のために一生懸命走りたい」と待ちわびる。

◆ボランティア

 「五輪に関われるなんて、一生に一度あるかどうかの貴重な機会」

 名古屋芸術大三年の工藤凌さん(20)=名古屋市天白区=は、ボランティアとして携わる。

 大学で音響や照明など舞台芸術を学んでいることから、五輪の競技や式典の演出に興味を持ち、直接見る機会を求めて応募した。「大学の勉強、卒業後の進路に五輪の経験を生かせれば」と期待している。

 (鈴鹿雄大、生田貴士、玉田能成)

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